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届くビジュアルをつくりたいなら生活の中の「なんで?」を言葉にしよう

昨日は2週間に1度の図書館に行く日。
長男は大好きなはたらくくるまの本を借りた。

このタイトルのところがエンボス加工されていて、ボコボコと浮き出ているのだが、

今日絵本を読み終わってから
「なんでボコボコしてるの?」
と長男が聴いてきた。


そう!
その「なんで?」
がすごく大事!!


デザインには全部に意味がある。

「なんでボコボコしてるの?」
「なんで上は赤色で下は青色のグラデーションなの?」
「なんで文字がくねっと曲がっているの?」


そんな風に、
日々の生活の中で触れるたくさんのデザインたちの意味を、

「なんで?」

と考えてみること。
それをすることによって、

どんな意図でつくられているのかな?
これは何の目的なのかな?

と、作り手側の想いを言葉にすることが出来る。

想いを言葉にすることを続けていると、
今度は自分がお客さんに届けたいとき、言葉にした分だけたくさんの引き出しが増えている。

引き出しがたくさんあれば、
そのときその相手に合わせた最適な手段を取り出すことができる。

だから、
普段から「なんで?」を頭の中に置いておくことがすごく大事。


私もまだまだ言葉にすることが上手なわけではない。
自分で出した答えが、作り手の意図と合っているかなんて分からない。

だけど、
意識してみてみると、
生活の中にデザインはとーーっても!
たくさんあるのだ。

たくさん、
というか、
ぜんぶがデザインでできている。

デザインされたものを見て、使って、生活している。

そのほんの少しでいい。
少しだけ、少しずつ。

言葉にすることをはじめよう。
言葉にしなければ、自分が届ける側になったとき、そこに意味を持たせることはできないんだから。


ちなみに。

冒頭の絵本の「なんで?」は、私なりにはこんな感じ。

ボコボコが、工事現場の土や石の凸凹感を表していて、絵本を読む子どもたちに触感でも楽しんでもらいたいから。

赤色の文字は、はたらくくるまたちの力強さやエネルギッシュさを表していて、青色のグラデーションは、使えなくなった建物がすっかりと解体される爽快感を表している。
また、赤と青のコントラストでも、はたらくくるまたちの力強さを表現できる。

くねっと曲がった文字は、パワフルにはたらくくるまたちの躍動感を表している。


どうですか?
あなたはどんな意図でつくられていると感じましたか?



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