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リワーク日記142 幸せだけを心に残して年を越そう

先週末に紛失した新スマホさんは無事に帰還させることができました。仕事で訪問したグループ会社さんのオフィスに落としてしまっていたようです。

電話で対応してもらった先方の総務の方も気を遣ってくれて、「またこちらまで来るのは大変でしょうから郵送しましょうか?通常は取りに来ていていただくのですが」と素晴らしいオファーをしてくれました。嬉しかったですが、特別扱いされるのは居心地が悪いのでルール通り取りに行きました。スマホさんと感動の再会を果たし、先方の総務担当者さんもこれで安心してお正月が迎えられることを喜んでくれました。一年の最後にかなり落ち込む事件でしたが、ハッピーエンドで良かったです。

とはいえ立て続けに起こった事件にかなり参ってしまったので、近々お祓いに行くことにしました。主治医に話したら同情してもらえました。スマホに御守りつけた方が良いという医療的助言も貰いました。

そんなこんなでどうにか今年も仕事納めの日を迎えることができました。今年も激動でした。転職と社会復帰をいっぺんに実行した昨年に引き続いて、現職への着地と定着を目指した年でした。昨年後半に突発的に発生したアクシデントにより予定外の担当業務を持たされ、適応力と忍耐力を試されました。苦戦はしましたが、それなりに対応はできたのではないかと思っています。年の終わりに向かってだんだんと肩の荷が降りていった1年でした。それまでの担当業務を後任に徐々に手渡していきました。とある取引先の人から「ミスなく、漏れなく、ひとつひとつを確実にこなしてもらえて信頼していたので、担当交代は残念」とのありがたい言葉もいただきました。本当に残念そうな表情が忘れられません。見ている人はちゃんと見てくれているのだなと、苦労が報われた気がしました。

来年からは新たな業務を受け取ったり、今までみんな手が回っていなかった業務に私が手をつけることになります。みんなが手をつけておらず放置されていた業務ですので、当然マニュアルなどなく手がかりもなくほとんどいちからスタートするような状態です。それなりの過酷さが想像されますが、ダメもとで挑戦することにします。

そして何より保護猫の子猫を2匹も家族に迎え入れたという大きな変化のあった年でもありました。やんちゃで可愛くて甘えん坊な2匹のおかげで我が家は本当に明るくなりました。間違いなく一気に幸福度が2段階くらいは上がりました。そのおかげでストレス耐性も上がったのではないかと思います。よくこの「ストレス耐性」という言葉が当人の性能のように使われますが、ストレス耐性は自分+猫ちゃんの合算で良いのです。幼いニャンズが毎日繰り広げる無慈悲で斜め上の破壊行為に比べれば、仕事のトラブルはまだ想定の範囲に収まっていますし。

そういうわけで今年の記事はこれで最後です。「去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの」(高浜虚子)という句があります。10代の頃は年の区切りなど人為的なもので特に意味はないと思っていました。今でも年が変わるだけでは変化しないものはあるとは思いますが、過ぎ去った悪い思い出を処分して身軽になるにはちょうど良いタイミングです。猫ちゃんのくれたハッピーな時間や、取引先の人からもらった嬉しいお褒めの言葉など、幸せだけを心に残してゆっくりお正月休みを過ごしたいと思います。大好きなアートや鉱物を愛でて、猫ニャンたちと触れ合いたいと思います。皆さんもまったりと休んでくださいね。

それでは次回も楽しみにしていてください。皆さん、良いお年を!

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