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【詩】春一番


花の中に見たことがある星があって、
花びらが舞うのと同時に、
その星達も弾け飛んだ、
ぐるぐるぐるぐる巡って、
中心には大きな光の集合体が完成、
あなたの生まれた日、
もう一度同じ場所に立った時は、
限りない空間の中で、
祝福の歌を歌います。
あなたが望んだ世界になっているかな、
あなたはなんでここにいて、
すぐにいなくなってしまうんだろう。
後ろとか前とか右とか左とか、
そんなふれられない場所にいるのかな、
柔らかくふれたら一瞬で壊れちゃうような、
卵白の膜のようなものなのかな。
本当は金剛石のように、
硬くて綺麗なもので、
人を魅力するけど、
輝きを放つには、
ひとりぼっちになるしかないのかもしれない。

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