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【詩】遠足日和




川の向こうに誰かがいたような気がして、
水流の糸が複雑な動きをしながら、
わたしの足元に絡みついてきた、
繋がって繋がって、心地よく、
深淵の、潜れば底が見えない場所、
夢に落ちる手前にある、
膜に身を包まれる柔らかい感覚が、
今日の朝に挨拶をする。

まだ維持できているね、
今も流れ続ける川は、
いずれは海につながるんだろうけど、
そこに着いたら、次はどこにいくんだろう。
緑の服が良く似合うきみ、
明日は青に変わるかな。

1つになるなら、
きみと一緒に歌を歌って、手を繋ぎたい、
進むしかないってわかっているし、
元には戻れないのも知っている、
一緒に交ざっていくことが
一番の夢なんだ、だから、
その夢が、隣で笑顔になるように、
この心の鍵を開けよう、
きっと、こんな青が似合うきみとなら、
綺麗に混ざり合えると思うんだ。


☆☆☆

ここ最近、詩しか書いてませんが、なんだか楽しくて、15日くらい連続でnote更新してました。
どこまで続けられるかわからないけど、継続は力なりなんで、毎日書いていきたいと思います。
読んで下さり、ありがとうございます。

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