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分身たち

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書いた言葉は、自分から生まれた自分だと思っているので。詩がいます。
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2022年4月の記事一覧

【詩】1度も起きない夜に憧れて

【詩】1度も起きない夜に憧れて

個性とか自由とかいうわりには、無意識に当たり前と言う名の否定に引っ張られて、それが普通になっていることに気づいていないことが、何よりも怖かった雨の日の夜。
自分というわりには、この世界を生きていくために仮面をつけることが、生存戦略になっていること、少しでも列からずれたら、容赦なく後ろ指をさされて、体を貫通して痛みに悶え苦しむこともあるって気づいた新月の夜。
息するのも苦しいな、酸欠になりそうだけど

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