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#雑記
絶対的な天才より私という異才という話
単純で画一的な評価項目には意味はない。
成績では測れない、数値化すら叶わない。
感性は曖昧なだけ、方向性が異なるだけ。
そんなものだけど、でもそれでいいんだ。
今更になるが、『左ききのエレン』を友人に勧められて一気読みした。
『自分が天才ではないと気づき挫折』したと称する原作者が描くのは、(決して自分の姿ではないとしつつも)本物の天才に圧倒され、翻弄され、それでも"何者か"になれることを夢見て精
最強の自分を見つけるという話
1. はじめについ先日、友達からの勧めでクリフトン・ストレングス(ストレングス・ファインダー)という性格診断を受けた。正確には性格診断というよりも才能や個性の良し悪しなんかを測るらしい。詳しい説明は……とりあえず、以下のリンク先から、どうだろうか。
ここでは才能の根拠となる要素を4領域・34種類挙げていて、「AとBのどちらが当てはまるか」という選択問題に繰り返し答えていくことで自分の強みとも言う
あの頃テレビが全てだったという話
これからする話は、もうかれこれ20年近く前……私がまだ中学生だった頃になる。
当時住んでいた家の近く、歩いて10分以内の所に新しいラーメン屋ができた。そこはバス通りに面していて、向かいには比較的大きなスーパーがあった。私の記憶が正しければ、そこのテナントには前にも別の飲食店が入っていたはずで、恐らくは居抜きで開店したのだと思う。
とある平日、仕事から帰ってきた母が「今日は疲れたから、どこか近所へ
勘の感度と笏の尺度という話
何処よりも暑く、誰よりも熱く。
水を以って熱を、熱を以って水を。
つい先日の出来事だ。
日本人街の一角にあるホテルに入った。といっても、わざわざ宿泊するためではなく目的はそこの銭湯……いや、厳密にいえばサウナだ。
週末とはいえ、ちょうど12時頃ならば他に誰もいないだろうと思ったが、脱衣室のロッカーは2ヶ所使用されていた。中に入ると、男2人組がちょうど水風呂に浸かっていた。
サウナのドアには「感