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嫌われることを恐れない

嫌われることを恐れない、といいつつ 
今まで
それを一番恐れていて 
避けようとしていたのはわたし自身。


どうして
嫌われたくなかったのか?っていうと
嫌われるとひとりぼっちになると
思い込んでいるから。


味方が誰もいなくて
周りには人がいるのに
わたしは存在していないような感覚になるから、だった。


でも


ふと
思った時があった。


嫌われたくなくて
無理して付き合っているけれど
そこまでしてこの人と居たいのか?って。


一緒にいる時
しんどいのに好かれたいの?
作り笑いしてるのに好かれたいの?
一人になった時ホッとしてるのに
それでも好かれたいの?


そんな疑問が自分の中に
湧き出てきたからだった。


そして
どうしてそこまで
自分を卑下してまで一緒にいるのか?
どれだけ自分を無碍に扱うのか?
そんな気持ちまで湧いてきたのよね。


そう思った時に
ふと
なんか自分を縛ってた何か、が
プチンと外れたような気がして。


「あー、嫌われてもいいや」って
ふと思ったの。


「嫌われてひとりぼっちになってもいい」って。


一緒に居るために
好かれるために必死になって 
言いたい言葉を飲み込んで笑って誤魔化して
興味のない話に必死に食い入るように聞いて
そこに
わたしが居るけど
わたしの心が居ない時間を過ごすなんて
何か違う気がしたんだよ、はっきり。


嫌われることって
存在価値がないと思い込んでいるけれど
この世界
わたしのことを嫌いな人、どうでもいい人以外に
必ず好きで居てくれる人がいるって思ったから。


そしてね
嫌われることを恐れなくなりつつあると
違う変化も感じるようになったの。


自分が
怖くて受け入れたくなかったことを受け入れると
その反対にあるものが見えてくるんだ…
ということ。


時間を置いて体感しつつあるんだけど


嫌われる、の反対は
好かれる


嫌われることを受け入れると
好かれることも受け入れられるんだね。


好かれてもいい
そう思えるようになると
わたしの周りには
無理していないわたしがいいと
大切にしてくれる友達に出会うようになった。


好かれるために嫌われる、
のではなく
わたしはわたしで在るために嫌われてもいい
そう思えることが
きっとキーだったのかもしれない。


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