【短歌一首】 秋省き冬間に合わせ大雪(たいせつ)に北の国では雪の降り積む
12月7日(土)は二十四節気の「大雪(たいせつ)」。
雪が降り続いたり、春まで残る根雪が降ったりする頃。
天気予報によれば、全国的に冬の寒さとなってくるとのこと。
東京は晴れてはいるが、これまでのような穏やかな陽気というよりは凛とした冷気を感じることができる。
大雪(たいせつ)の7日は、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下している。その影響で、北日本の日本海側では雪が続き、積雪の増加や視界不良に警戒が必要とのこと。一方、太平洋側では広く日差しが届く見込みだが、各地で冬本番の寒さになるらしい。
それにしても今年は長く居残っていた暑さがようやく引いたと思ったら、一気に冬に突入している。季節は秋を省略して、立冬以降の冬の到来に帳尻合わせをしているようだ。
日本が夏と冬だけになってしまうのは重大な問題。四季の移り変わりをもっと味わいたいものだ。
猫間英介