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あなたが上司を評価する日(360度評価に入れるべきたった一つの質問)

(※この記事は2分で読めます。約900字。
有料記事ですが、全編無料で読めます)

最近、360度評価(多面評価)を
導入する企業が増えてきています。

少し古いデータですが、
2007年に5.2%だった360度評価の導入率は、
2018年には11.8%になったそうです。
(※出典『労政時報』第3956号)

つまり、まだあなたの会社で
導入されていなかったとしても、
いずれあなたが上司を評価する日が
来るかもしれません。

そして、あなたが人事担当者であれば、
360度評価の設計に関わることもあるかも。

そんな時にその上司が良いのか悪いのか、
一発で分かる質問があります。

それは、次の通りです。

自分の上司を、上司として
他の人に薦めたいと思いますか?

よくある360度評価は、
質問がそれぞれ個別に分かれています。
例えば、
「ビジョンや方針を明確にしているか」、
「必要なタイミングで部下の支援をしているか」
などなど。

そしてそれぞれの項目に対して、例えば5段階の
「そう思う・ややそう思う・どちらでもない・
   ややそう思わない・そう思わない」などで
一つずつ評価をつけていきます。

しかし、こうしたよくある360度評価の問題は、
項目が個別に分かれているがゆえに、
結局その人が全体として良いのか悪いのか、
分かりにくいことにあると思うのです。

だから個別質問の最後に、
「自分の上司を、上司として
 他の人に薦めたいと思いますか?」
というキラー質問を入れます。

人は本当に良いものであれば、
他の人にもおススメします。

友人からの口コミの信用度は
高いというのと同じですね。

個別に分ければ分かったつもりになれるが、
実は全体としてはよく分からなくなる。

これは評価以外の日常のことにも言えますが、
全体として結局どうなのかという視点を
忘れずにいたいですね。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

よかったら、スキやフォローいただけると
うれしいです。
(リアクション画像で愛犬がお礼を伝えます)

PS.おまけ
分かるために「個別に分けよう」とするのは
西洋的な考え方の傾向、
分かるために「全体を見よう」とするのは
東洋的な考え方の傾向なんだそうです。


確かに「西洋医学vs東洋医学」とか比較すると、
そんな気もしてきます。

ロジックツリーとかロジカルシンキングとか、
仕事していると我々がいかに西洋的な考え方に
染まっているかという話もありますが、
この話はまた別の機会に。

※ノウハウ記事なので有料にしましたが、
全編無料で読めるようにしてみました。
記事内容が何か参考になりましたら、
お気持ちいただけますと嬉しいです!

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