脱力めし、不器用が料理したっていいじゃない。
ルーを使わずにシチューが作りたいなぁ。
不器用なくせに、冒険心とチャレンジ精神は旺盛。
それに、どこから湧いてくるのか自分でもわからないけど、なんとかなるっしょ!という変な自信もある。
そんな今日の朝は、朝ごはんを食べるよりも先に料理したい欲がむくむくと。
こういう感情を無視して他のことをしたって全然集中できないのを知ってるから、おとなしくその感情に乗ってみる。
お洒落な洋楽を流して、なんとなーく雰囲気を作りつつ、じゃがいもを取り出す。
皮をむいて、程よい大きさに乱切りして水にさらす。
続いてはにんじん。
おいしいけど独特な香りが少し苦手なので、気持ち小さめに切る。そして水にさらす。
その間に冷凍しておいた豚肉を取り出す。
横着してパックのまま冷凍していたお肉をカチンコチンのまま鍋にダイブ。
引いた油との相性はある意味ばつぐん。
爆竹のようにハイテンションではねまくる油に何度かやられながら、溶けた部分をほぐしていく。
お次はキャベツを切る。
ザクザクと包丁である程度切って、それでも大きいものは手でちぎる。
この時点で床と私はなぜかビショビショ。
荒ぶる手捌きを、私自身も止めることが出来ず、途中でもう気にするのをやめる。
洋服は脱げばいいし、床は最後に拭けばいい。
豚肉も全体的にほぐれてきたところで、まずはにんじんから。
その次にじゃがいも。
この時点で玉ねぎを忘れていたことに気づく。
急いで冷凍のみじん切り玉ねぎを取り出し、水で解凍して鍋に急いで合流させる。
バターも二片くらい入れてみる。
順番はハチャメチャだけど、多分なんとかなると信じてる。
野菜たちに火が入ったら小麦粉を混ぜ合わせる。量はテキトー。
なじんだら、お水と牛乳をテキトーに。感覚的には2:1の割合のつもり。
わが家の牛乳は低脂肪だけど、たぶん大丈夫。
しばらく混ぜてもとろみが出てこない。
追加の小麦粉。直接入れるのでもちろんダマになる。
でも大丈夫。頑張って混ぜてある程度なくなればいつかは全部なくなる。
いい感じにとろみがついたら、味付けは顆粒コンソメ。
それまたテキトー。薄かったらまた入れればいい。濃すぎたら水か牛乳を足せばいい。
完成間近だけど、牛乳が低脂肪なことがやっぱり少し気になる。
バターを冷蔵庫から出すときに隣にいた粉チーズを思い出す。入れる。混ぜる。
ちょーっと粉チーズのかほりが強い気もするけど、とりあえず一旦完成!
最後の微調整はまたあとで。
ブロッコリーかほうれん草、あとはコーンも足してもいいかもしれない。
もう少し秋深くなったらかぼちゃとかさつまいもとか入れて、こっくりシチューも早く食べたい。