怒りを溜め込みがちなHSPやINFJは「自分を怒らせるものの正体」に気づくことでストレスを軽減できる
抑圧が当たり前になると「自分が何に対して怒りを覚えているのか?」掴みづらくなる。
感情の抑圧が、心によくないのは明白だ。
怒りという感情はやっかいである。むやみに怒り続けている人とは、誰でも付き合いたくない。
怒りを誰かにぶつける必要はない。ただし「今、自分はこれに怒っているんだ」と気づくことは重要だ。怒りの元凶を把握することで、ストレスを減らせる。また心を見つめることは、感情に目を向けるトレーニングにもつながる。
「今、自分の心はこんなふうに動いている」と心の状態を冷静に把握することで、具体的に対処できる。
「この環境にいるときに怒りを感じやすい」「この人といるときに怒りを覚えやすい」というのがわかれば、怒りの原因から距離を取りやすくなる。
そして「自分は怒っていい」と許可してあげることも大切だ。
親から「怒ってはいけません」といった教育を受けると、怒りをどんどん自分の心の奥底へと押しやる癖がつく。しかし、無理やり底へ沈めたからといってなくなるわけではない。
どんどん負の感情が蓄積していき、それが心身の不調となって現れることも。
ときに怒りは「生き方を変えた方がいい」と教えてくれることもある。
怒りの感情自体を裁く必要はない。喜怒哀楽に含まれている怒りから学べることは、きっとたくさんあるだろう。
大切なものを傷つけられたとき、侵害されたときに怒りを覚えるは極めて当然なのだ。
あなたの「怒りの正体」は何だろう?
それを突き詰めることは、あなたがあなたの悲しみに気づくことでもある。