クリエイティブ力を上げる『一億三千万人のための 小説教室』
読み終わってから理解しました。
なぜタイトルに「1億三千万人のため」とついているのかを。
1億三千万人とはもちろん、日本の全人口で、著者は、全ての人が「自分だけにしか書けない小説」を書くことができると、背中をおしてくれています。
本書には、プロットやキャラクター作りといった、小説の技法というものは全くのっていません。
反対に、「そもそも小説とはなにか」、「小説を書くにあたっての心構え」といった、「根っこのところで小説と向き合う姿勢」に重点がおかれています。
それは「