大西 紗生

アパレルECの会社でカメラマン歴10数年。 服の写真・女の子の写真、とにかくたくさん撮…

大西 紗生

アパレルECの会社でカメラマン歴10数年。 服の写真・女の子の写真、とにかくたくさん撮ってきた 経験からできた自分の中の「マニュアル」 ・・・・・・・・・・・・・ フリーでも写真撮ってます instagram @ho_shitsu YOUTUBE:ホシツ チャンネル

最近の記事

綺麗な場所で撮る写真は綺麗

綺麗な場所で撮ったら 綺麗やし 映えと呼ばれる場所で撮ったら そりゃ映える だから そういう誰かに用意された 作られた場所で 一眼でのマイ愛カメラで撮ることはないです。 断言 無いです。 負けた気がするので。 環境に頼って、負けた気がするので。 綺麗な場所 素敵な場所 映える場所 それはその場所が素敵なのであって その写真 そのカメラマンが良いということにはならないので。 これは私のちっぽけなプライドです。 場所と環境 を作ることが カメラマンの使命な

    • 一眼レフなんか持ち歩きたくない

      持ち歩きたくないのです、あんなもん。 重いし ポケットに入らないし カバンがもう一個増えるくらいの こちらからしたら そんな面持ち。 「カメラマン」と名乗ってる人の中で どれくらいの人が普段から一眼レフを持ち歩いているんでしょうか。 仕事以外ではもう全く持ち歩かないのでしょうか、どうなんでしょうか。 私は できることなら 持ち歩きたくない。荷物が増えるのは大嫌いだ!! けど カメラ持ってない日に限って ああ、撮りたい 今 ここ ちゃんと一眼レフで。 な瞬間がちゃんと

      • アー写撮るのが好きな理由

        いろんなジャンルの撮影のお仕事をさせていただいてますが、 得意で言うたら やっぱり ずっとやってきたアパレルの写真なわけです。が 好きかどうかで言うたら アーティスト写真撮影が 一番好きです。 アー写とか宣材写真とか言われるあれです。 何かを作り出す人や 活動をしている人は いろんな場所で自分の写真が必要になります。 そしてその写真は 「自分」を的確に表現できている一枚じゃないといけない。 元気いっぱい ポップで明るいキャラクターの方は 絶対に「廃墟でアンニュイな

        • ホシツって何

          遂に遂に、HPが完成しました。 HOSHITSU PHOTO 屋号でも何でもないんですけど、 いや、これを屋号っていうのかな、 なんとなく 物心(?)ついた時から アカウント系は全部【HOSHITSU】にしてます。 今日は改めて ホシツってなんやねんと この名前の説明をしようと思います。 ホシツは漢字にすると「保湿」です。 「星2」ってよく勘違いされますが、 化粧水とか 高級ティッシュとか そういうのの「保湿」です。 私は湿度のあるものが好きです。 人も 作品も カ

        綺麗な場所で撮る写真は綺麗

          なにかと写る子

          今はご時世的に 学校行事の時の写真が廊下に貼りだされて 「何番が欲しい」って紙に記入して提出。 みたいな事も無いようなので この感覚伝わるか分からないのですが。。。。 学校行事の写真やら 卒業アルバムの中で 「やたら写真に写ってる子」っていませんでした? 逆に、「全然写らない子」も。 私は小学生当時のその時、 好きな子の写真が欲しかったので その子が写ってる写真が無いか、 端から端までこっそり探したのですが 1枚もなかった記憶があります。 私の好きな子は、 「写ら

          なにかと写る子

          機材に興味が持てないカメラマン

          機材に興味が持てない。 どうしても持てない。 どれくらい興味がないかというと カメラに取り付けるストロボは AMAZONで検索の一番上に出てくるものを買った。 三脚もそう。 背景紙も、スタンドも、なんでもそう。 でも 「うわ~後悔~」 をしたことがない。 だって、無いよりある方がいいに決まってるんやから。 ※どれも今も 大切に使っています カメラも、5年前くらいに買ったsonyのα7ⅱを使ってます。 3でも4でも5でもないです。 α7ⅱです。 α7ⅱを使ってい

          機材に興味が持てないカメラマン

          【イベント撮影】場所取りが命取り

          先日立て続けに 大きめのイベント撮影がありました。 イベント撮影と一言でいっても様々です。 その場の空気を楽しみながら 自分もお客さんの一人として臨場感を撮影するようなイベント撮影もあれば、 ステージ上で行われる演奏を、足音を立てないように 静かに息を殺しながら撮影するようなイベント撮影もあれば、 ものすごい人数が集まってカメラ壊れる~!って不安になるような身動き取れないぎゅうぎゅう密集型イベントなどなど 種類も大変さも、求められる写真もいろいろあります。 が、どれに

          【イベント撮影】場所取りが命取り

          動物を撮る時は待ちに徹する

          餌で釣ったり 名前を読んだり 動物を撮るのは本当に大変。 ですが、 彼らを思いのままに動かそうとしたって 到底無理なんです。 なので、動物を撮るときは 待つのみ。 たとえば 「このクッションの上に乗ってる写真が撮りたいな」 と思うじゃないですか。 そういう時は クッションの前でひたすらカメラを構えて 猫が来るのを待つのみです。 カメラマンが あれやこれや動いていては 今だ!という瞬間を撮り逃します。 ひたすら無になって 静かに静かに いつ来てもいいように 息をひそめ

          動物を撮る時は待ちに徹する

          【お仕事記録】言葉が通じない相手の笑顔を撮る方法

          少し前にお仕事させてもらった、とある企業さんの 「工場で働くスタッフさんたち」を撮影した時のお話。 そこの工場で働くスタッフさんたちは海外の方が多く、 日本語があまり分からない方がほとんど。 そんなスタッフさんたちのお一人お一人の 「笑顔の写真」を依頼されていたので 言葉が通じないところをどうするかな~と思っていました。 国もばらばらだし 年齢も様々、そして みなさんとても恥ずかしがりや。 カメラを向けると顔を隠してしまうくらいの感じだったのだけど 最終これが一番うま

          【お仕事記録】言葉が通じない相手の笑顔を撮る方法

          アパレルECの写真は 丁度良い程度のこなれポージングでなくてはならない Vol.2

          前回、アパレルECの写真は 自分が手が届く等身大圏内でありつつも 憧れる位置でなくてはならない という記事を書きました。 今回はその 等身大と憧れの丁度良いバランスの写真を撮るための ポージングについて。書こうと思います。 「丁度良い程度のこなれポージング」 丁度良い程度というのは バッキバキにポーズ決めてばっちりカメラに目線が来てる ロングヘア ふぁっさーみたいな写真でもなく 直立不動で半笑いで真正面向いて固まってる、みたいな がちがちに緊張してるやんみた

          アパレルECの写真は 丁度良い程度のこなれポージングでなくてはならない Vol.2

          アパレルECの写真は 自分が手が届く等身大圏内でありつつも 憧れる位置でなくてはならない Vol.1

          ウェディングフォトだったり キッズフォトだったり アートフォトだったり etc... 何のためのどういう写真なのか、によって カメラマンに求められる技術とか全然違うけど 私が長年仕事で撮っている写真は ECサイトの「洋服を売るため」の写真です。 少なくとも アパレルのECサイト用の写真で求められるのは 一番に 洋服が良く見えていること これは ただ服が綺麗に写っているって意味だけでなく 素材感がちゃんと移っているかとか  値段に見合った雰囲気になっているか

          アパレルECの写真は 自分が手が届く等身大圏内でありつつも 憧れる位置でなくてはならない Vol.1

          「撮られ慣れてない」はカメラマンがなんとかする

          モデル採用するかどうかのカメラテストや、 モデル体験イベントでの撮影などで 撮影したことない女の子を撮ることがよくありました。 私がそういう時に気を付けていたのは 「最初は座り写真から撮る」ことです。 座ってる写真って 体型がよく分からなくなるので カメラテストにはあまり必要ない写真なんですが、 撮られなれていない子にとって 最初から立ちの写真って すごくハードルが高いんです。 座るっていうのはそれだけでポーズになるし、 自然と 身体全体の力が抜けます。

          「撮られ慣れてない」はカメラマンがなんとかする

          笑顔が素敵とは限らない

          こんばんは。 タイトルの通り、今日はモデルさんの 表情の話。 私はアパレルECの会社で、プロのモデルさんを撮ることもあれば 学生のモデルバイトさんたちの撮影もしていました。 なので みんながみんな 雑誌の表紙のように 綺麗に笑えるわけじゃない。 むしろ 笑顔苦手ですって子がとっても多かったです。 撮られなれていない子に対して 「笑わなくていいよ」って言うと みんなすごくほっとした顔をします。 笑顔って、笑ってと言われて笑うもんじゃないですもんね。 笑顔が一番

          笑顔が素敵とは限らない

          モデルに向いている子って。

          はじめまして。 アパレルECの会社で企業カメラマンをしています 大西紗生といいます。 アパレルの会社2社でカメラマンを経験して 今年で10年めくらいになります。 アパレルECのカメラマンなので、 とにかく沢山の「服」と「女の子」を撮ってきました。 その中で自分なりの法則とか マニュアルみたいなものができてきたので、 それをまとめていこうと思っています。 今日は「モデルに向いてるコ」について。 私はモデルさんを撮るだけじゃなく モデルさんを見つけてくる「モデ

          モデルに向いている子って。