一眼レフなんか持ち歩きたくない

持ち歩きたくないのです、あんなもん。

重いし ポケットに入らないし
カバンがもう一個増えるくらいの
こちらからしたら そんな面持ち。

「カメラマン」と名乗ってる人の中で
どれくらいの人が普段から一眼レフを持ち歩いているんでしょうか。
仕事以外ではもう全く持ち歩かないのでしょうか、どうなんでしょうか。

私は できることなら
持ち歩きたくない。荷物が増えるのは大嫌いだ!!

けど カメラ持ってない日に限って
ああ、撮りたい 今 ここ　ちゃんと一眼レフで。

な瞬間がちゃんと来る。

「ほら見ろ」「お前が悪い」と
言われているようなタイミングで ちゃんとそれは来るのです。

話は変わって

最近 防水カメラを買ったんです。

何の下調べもせずに レビューも見ずに
一番上に出てきたやつ。
アマゾンで。

8000円くらいでした。
届いたそれは すごく軽くて
手のひらサイズのおもちゃでした。

わたしは そんなのでいいから
防水カメラが欲しかった。

なんでかっていうと
雨とか水を理由に写真が撮れなかったり
何かを諦めたり妥協したり
そういうことが多かったのです。

私は雨も 海も川もお風呂も
水場という水場が大好きなんだけど
私の一眼レフは水が苦手な子なので当然。

だからこそ そこ、
撮りたいように撮れたらいいなと思いました。

ほんで！本題。伏線回収。

そのおもちゃな防水カメラは
ポケットに入るサイズで
とても軽く（おもちゃだからね）
当たり前のように持ち歩けるカメラだったのです。

で、わたし思ったんですよ

一眼レフじゃなくて このカメラを持ち歩こう。と。

ハレだろうがアメだろうが
街中だろうが 海の中だろうが
撮る場所を選ばない、なんだって撮れる
こいつこそが私の相棒なのではと。

一眼レフでしか撮れない写真はもちろんあって、でも
一眼レフであることを条件にするせいで
撮る機会を逃したり 諦めるシーンが何回あっただろう。

スマホでもいいって言われそうですが
私はスマホだけはだめです。

スマホで撮った写真は 気持ちがどうしても全く入らない病気です。

・一眼レフは持ち歩きたくない
・でも後悔することがある
・防水カメラを買いました
・スマホの写真には愛情が沸きません

以上のことから 分かることは
（内省しました）

自分は

カメラは好きじゃないけど写真は好き

ということでした。

でも 言葉にできたことで
私が今からしたいことととか やりたいこと やれること
色々見えた気がする。

防水カメラで撮った写真。
海の中から私たちはこう見えている。

それが撮りたい。
そんな写真が私は見たい。

防水カメラ買った日の写真
載せてます
https://www.instagram.com/ho_shitsu/