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機材に興味が持てないカメラマン

機材に興味が持てない。
どうしても持てない。

どれくらい興味がないかというと
カメラに取り付けるストロボは
AMAZONで検索の一番上に出てくるものを買った。

三脚もそう。
背景紙も、スタンドも、なんでもそう。

でも
「うわ~後悔~」
をしたことがない。

だって、無いよりある方がいいに決まってるんやから。

※どれも今も 大切に使っています

カメラも、5年前くらいに買ったsonyのα7ⅱを使ってます。
3でも4でも5でもないです。

α7ⅱです。

α7ⅱを使っていて不便を感じたことなくて、
雨の日の撮影も
雪の日の撮影も
真夏の直射日光の中の撮影の日も
私の雑な扱いに耐えてきてくれたこいつのことを
ほんま相棒やと思っているし
(相棒と思いながら放り投げたり落としてしまったりもするんやけど)

何も不便を感じていません。

機材って、なんなんやろ。

撮りたい写真を撮るための道具でしかなくて、
私が撮りたい写真がこのカメラで この機材で撮れるなら
それでいいんじゃないかと思っています。

だって 上を見たらきりがないんやもん。

ただ、お金をいただいて撮影をするのであれば、
先方の
「4Kの動画がいいです」とか
「もっと高画質の写真がいいです」とか、

クライアントさんがそれを求めるのであれば
しっかりそれに対応しなければいけません絶対に。

私が誰を相手にお仕事(撮影)するかです。

4K4K言いますけど、
Youtubeで自分がどの画質で再生してるか把握してますか?

スマホで撮った写真と
一眼レフで撮った写真 見分け付きますか?

分かる人は分かるし
分からん人は分からん。

分からんのなら 適当でいいやろっていう話ではなく、
クライアントさんが求めてるのはどこなのか?? そこなのか?
っていう話。

私に撮影を依頼してくれたこの人は
何を求めて私にお願いしてくれたのか。

って、いっつも考えます。

そこを間違えないようにしないと、と思います。

ただ一回だけ。
心底 新しいカメラ欲しいって思った出来事。


お琴の演奏会で「無音撮影」を希望されたときに
自分のカメラでは対応できなくて
(α7ⅱはシャッター音が消せません)

これは本当に ふがいなかった。

写真が良いだけでは全然ダメ。
そう思い知らされた瞬間でした。

お琴の演奏会。
カシャンってけっこう大きめになるシャッター音、
邪魔やん。絶対消さなあかんやん。
なんでそれに最初に気づけんかったんやろう。

結局 本番は、消音機能のついてるα7ivを借りて撮影したんですが
こんなにふがいなかったことはないです。

でもめっちゃ良い写真撮れたな…


求められてるクオリティのものが撮れないって思ったとき、
猛勉強するべきやし 機材をより良いものにしていくべき、
それが買い替え時!なんちゃうかなと最近思っています。




機材に興味が持てない。
どうしても持てない。

これは、自分の弱みでもあり
強味なのかもしれないと思っています。


私は最新のカメラを使っていません。
機材も AMAZONで一番上に出てきたやつを使っています。

それでも、「大西さんに撮ってほしい」って
言ってもらえるようなカメラマンになりたい。

私はそういう写真が撮れるカメラマンになりたい。


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