著…小林南水子『生け雑草』
庭に生えている名も知らぬ草花を花瓶に生けてみたい。
そう思っている方におすすめの本です。
「雑草という名の草は無い」という有名な言葉がある通り、今まで「雑草だ」と思い込んでいた草花にも実は名前があって、たとえばコップなどのちょっとした物に生けるだけでその場がパッと華やぐことを知れて、とても嬉しくなります。
お花屋さんで売られている華やかなお花以外にも、人の心を和ませてくれる植物って、沢山ありますよね。
この本のはじめに、よそのお宅や公園等に生えている草花を盗らないよう書かれているのが素晴らしいと思います。
残念ながら、無断で他人の花壇から草花を引っこ抜いたり、木の枝を切って持って行くようなひどい人って、世の中には沢山いますから…。
あれって本当に謎心理ですよね。
ああいうことをやる人って、よく「花泥棒は罪じゃない」と言うけれど、罪ですよ。
これからこの本を真似して草花を生ける方には、ご自分が所有している敷地内に生えているものを使うか、誰かにきちんと許可を貰って分けてもらって「生け雑草」を楽しんで欲しいです。
〈こういう方におすすめ〉
草花を生けて飾るのが好きな方。
〈読書所要時間の目安〉
30分くらい。
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