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著…有元葉子『生活すること、生きること』

 ほんのちょっとした工夫で、日々の暮らしや人生が、少しだけ生きやすいものになる。

 そんなアイディアをまとめた本。


 わたしはまず、

 生きていると本当にいろいろなことが押し寄せてきます。嫌なことや、悩み事が私にもたくさんあったし、今もないとは言えません。自分の人生なのに、自分の思い通りにはならないんですよね。
 私にできるのは、毎日の暮らしをちゃんとすることだけです。暮らしを自分なりに快適に愉しくしようと努めていれば、自分の根幹ができる気がする。ちょっとやそっとの人生の荒波には負けない、しなやかな心身でいられるように思います。

(著…有元葉子『生活すること、生きること』P3から引用)

 という文に共感しました。

 自分の心に芯を持つ。

 そのためには、まず暮らしを整えることが必要。

 ですが、ストイックにし過ぎると、家が家では無くなってしまいますものね。

 「快適」や「愉しさ」を加えることも大切。

 この本には他にも、

 ●からだの中から〝あれが食べたい〟と聞こえてきたものを美味しく適量食べる

 ●スキマ時間の5分を使って片付けや掃除をする

 ●自分の居る場所を変えてみる

 といった考え方が載っています。

 どれも、自分の内側を見つめるきっかけとなるアイディアばかり。

 今後の生き方を考える上で参考になりました。



 〈こういう方におすすめ〉
 日々の暮らしや人生を見つめ直したい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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