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協力…自衛隊/防衛省、博報堂『自衛隊防災BOOK 自衛隊 OFFICIAL LIFE HACK CHANNEL』
災害はいつどこで起きるか分かりませんよね。
どの災害も大変ですが、特に何の前触れもなく発生するのが地震。
たとえば豪雨災害は気象予報のおかげである程度は事前に危険を把握して避難準備をする多少の猶予があるのですが、地震は突然発生します。
地震が起きる直前に、スマホが大きな音を鳴らして緊急地震速報を教えてはくれるものの、その音が聞こえてからあっという間にグラグラ揺れ始めるわけですから、避難どころか避難の準備をする余裕すらありません。
この本には、では自衛官ならどう地震に対処するか? という情報が書かれています。
料理をしている時。
眠っている時。
入浴している時。
オフィスに居る時。
エレベーターの中に居る時。
スーパーやコンビニに居る時。
街中を歩いている時。
電車に乗っている時。
地下鉄構内など地下に居る時。
車を運転している時。
といった様々なケースで、自衛官ならどう動くか…?
気になりますよね。
…実は、ネタバレしてしまうと、自衛官だからといって特別なことをしているというわけではありません。
一般人向けの防災対策として広く知られている方法とほとんど同じことをしているようです。
「当たり前」のことをいざという時にちゃんと当たり前にやれるかどうかが大事なのだな、とわたしはこの本を読んでいて気づかされました。
また、この本には他にも様々な情報が載っていて勉強になりました。
●止血する方法
●怪我人を運ぶ方法
●新聞紙を薪代わりにする方法
●大きな音から鼓膜を守る方法
●上空から見つけてもらいやすくする方法
●崩れにくい土のうの積み方
などなど、知っていて損はない情報ばかりです。
〈こういう方におすすめ〉
防災意識を高めたい方。
日頃から災害に備えておきたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間半〜2時間くらい。
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