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介護録

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『親の手をさわったことはありますか』を読んで【介護録】

『親の手をさわったことはありますか』を読んで【介護録】

親の手をさわったことはありますか

このタイトルで始まる【ひろみ/のんびり日々のこと】さんの記事を読んで、思わずドキッとした。

親の手…さわったことあったっけ…?と自分自身に問うてみる。答えは、介護をするまで、父の手を触った記憶がなかった。(ここでは母親の話は割愛します😅)

令和のこの時代ならともかく、昭和生まれなら子育ては母親の仕事という認識が少なくない。だから多くの人は、母親に比べて父親

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【介護録】オーバードーズの夜を越えて

退院から間もなく2カ月になる。退院時と変わらず、週末は姉が来てくれたり、わたしの娘が留守を預かってくれる時もある。

しかし、ほとんどはわたしが父の生活の面倒を…もとい、生活を見ている。

生活の面倒を…という言い回しは、父に申し訳ない感じがしてしっくりこない。わたしのやっていることは、食事の支度、日用品の買い出しといった他愛のないことだからだ。

しかし、面倒なこともある。

今日はこんなことが

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【在宅介護】信じられないけれど本当の話。

【在宅介護】信じられないけれど本当の話。

いま40代のわたしや健康な人にとってはちょっと信じられない話かもしれないが、お年寄りはなんでもないことで転んでしまう。

これは父親の話だけれど、足腰が弱ってきたことに加え、足の裏がカサカサでフローリングのようなツルツルとした床だと滑ってしまうのだ。

よろけながらも手すりを使わずに歩けるのに、フローリングに立ち上がった瞬間にスルスルと転ぶ。そして立ち上がらせようとしても、滑ってしまって思うように

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果物好きの父へ

果物好きの父へ

拝啓 父上様

大好きだった柿はもうシーズンを終えたようです。

いま店頭を賑わせているのは、柑橘。

食後のデザートは

せとか、はるみみかん、金柑たまたまなんていかがでしょうか。

ほんのり春の香りがしてきた今日この頃です。

かしこ

【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #4

【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #4

要介護度4の認定を受けた父は朝昼晩の訪問介護と毎日の往診を受けることになった。それに加え、これまでの親不孝を償うべく、わたしも毎日通勤介護することになった。

余命宣告から介護認定までのお話はこちらから☟

介護認定を受けて、毎日の食事の配膳や日用品の買い物は、ヘルパーさんにお願いすることになった。ただ、はじめはヘルパーさんにお任せするつもりでいたのだけれど、買い物は近くのスーパーで買えるものに限

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先生ってすごい、と思った話【介護/回顧録】

先生ってすごい、と思った話【介護/回顧録】

いつか細かいことはnote にも書きたいと思っているのだけど、父の末期ガンがわかってからお医者さんってすごい!って思うことが多かった。お医者さんだけじゃない。看護師さんも、介護士さんもすごかった。

だって、

"残された時間が週単位から数日単位になってきたときの様子"という用紙は亡くなる一週間前に手渡されたし、余命宣告の"3カ月"もピタリと当たっていた。

看護師さんは父が亡くなる当日、髭を剃っ

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【緩和ケア】モーニングルーティーン

【緩和ケア】モーニングルーティーン

【自宅で緩和ケアを受けることになるまで】の項目ではケアマネージャーの選定や介護認定のお話でしたが、今回は緩和ケアを受けるとどんな日常を過ごすことになるのか、というお話です。

怖いくらい手厚い在宅医療
父が毎日受けていたのは看護師さんの巡回、週に1回担当医の往診。地区ごとに巡回しているから大まかな時間しか決まっていないが、父の場合は午前中に看護師さんに看てもらうことが多かった。

わたしが実家に到

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【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #3

【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #3

在宅医療を受ける際の大まかな流れを、前回、前々回の記事で書いてきました。大まかでざっくりとした内容なので参考になるかは些か不安ですが、いつか向き合うことになるかもしれない最期のことを考えるきっかけになればと思います。

今回は認定調査員の面談や介護申請が決まるまでのお話です。

⑤認定調査員がキターーーー(/・ω・)/父が退院してからはバタバタとした毎日だった。訪問ヘルパーさんとの顔合わせや契約、

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【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #2

【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #2

退院が決まり、ケアマネージャーさんが選任されると、あっという間に在宅医療の段取りが整った。今回はその続きの、介護用具のレンタル業者のお話です。

③介護用品のいわさかさん入院中、看護師さんの話によると、食事はおかゆ、それも2割程度しか食べていないとのことだった。入院当日は立っているのもままならなかった。約1カ月父には会っていなかったから、余計に色濃く、弱り果てた父の姿が目に浮かんだ。だから、もう、

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【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #1

【末期がん】在宅で緩和ケアを受けることになるまで #1

ほんの4カ月前に体調を崩した父は、あっという間にお骨になってしまった。入院、在宅医療、介護、それに伴う申請、そして、末期がんの父の看取り。

介護や病気と突然向き合うことになって、頭の中が整理できないまま、心が追い付かないまま在宅医療が始まった。だから、細かなことは覚えていないのだけれど、在宅医療や自宅での最期を望む人が多いと聞いたので、ぜひ書き留めておこうと思う。

──いつか介護や病気と向き合

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