【うつ病になった大学生】 止まない雨も明けない夜もあるのだけど、傘をさして歩き出す。
希死念慮の波、手強い。
去ったと思った矢先に、また来る。もうそこまできているのを感じるので、ビクビクしながら過ごしている。
わたしはいつの間にこんなになってしまったんだろうか。
「普通」という感覚をもうすっかり忘れてしまった。
今日はふと、先週末の本番のことを思い出していた。170人で歌ったあの素敵な舞台のことを。
大好きな音楽と大好きなホールで歌っていたあの瞬間だけは、わたしは全てのことから解放されて、本当に幸せを心から感じることができていた。
だから、わたしは