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糖質制限!カロリー低い!豆腐干絲サラダ【超簡単レシビ】

中華料理と聞いて、すぐに思いつく料理は何でしょうか?
餃子やシュウマイといった点心? 
辛いもの好きの人なら、麻婆豆腐などの四川料理?


これらの定番中華料理は、確かにおいしいですが、長い歴史と広い国土を持った中国には、ほかにもたくさんの料理があります。

たとえは、中国八大料理(八大菜系)といったら、四川料理のほかに、北京ダックなどの北京料理を含めた山東料理、点心でも知られる広東料理、上海を中心とした江蘇料理に、浙江料理、安徽料理、福建料理、湖南料理と分類されています。

それ以外の中華圏にも、地域の気候や風土が育てた各地の食文化があり、日本では知られていない食材がたくさんあります。


最近では、こうした食材もインターネットを利用して簡単に手に入るようになりました。
そうはいっても……
「たくさんありすぎて選べない!」
「調理の仕方がわからない!」

と、これは当然。
そこで、日本のみなさんにも親しみやすい中華食材をピックアップして、手軽にできる料理をご紹介していきたいと思います。


日本で好まれる2つの要素を持つ「豆腐干絲」


まず今回は、「豆腐干絲(トウフカンス)」を紹介します。
豆腐干絲とは、豆腐に圧力をかけて水分を抜き、乾燥させたもの。
さらに、それを麵状にしているのが特徴で、そばやラーメンと同じ麺類食材に分類されるようです。
 
というわけで届いた豆腐干絲がこちら。

友盛 泰山豆腐干絲

日本最大級の中華食材専門サイト『本味主義』から購入しました。

中華食材専門サイト『本味主義』

豆腐干絲は、冷凍の状態で届きました。

では、パッケージに表示されている成分表を見てみましょう。

友盛泰山豆腐干絲

原材料:大豆(遺伝子組換え不分別)、食塩、豆腐用凝固剤、
               着色料(ビタミンB2)
内容量:500g
保存方法:-18℃以下
原産地:台湾
注意事項としては、次の通り。
●開封後お早めにお召し上がりください。
解凍後の再冷凍は避けてください。
●使用原料に伴うアレルギー体質の方は、ご遠慮ください。
●凍結した状態では色濃く黒くなる商品もありますが、原料特性の為で品質に問題はありません。
 
100gあたりの栄養成分(目安値)は、こんな感じです。
エネルギー 159kcal
たんぱく質 16.3g
脂質    10.1g
炭水化物  1.9g
食塩相当量 1.52g

本味主義サイト

豆腐干絲は、2つの理由から、日本で好まれる食材といえるでしょう。


1つ目は、豆腐が日本人にとって身近な食材であるということ。
動物を食べることを禁じた(殺生の掟)僧侶の食事である「精進料理」
その中心食材が、大豆食品や野菜・キノコ類です。

現在でも、大豆食品の代表である豆腐は、僧侶の食事の大切なたんぱく源となっています。

2つ目に、麺になっているのも、麺好き国民である日本人向き。
そば、うどん、ラーメン、焼きそば、パスタなど、日本の食卓ではたくさんの麺類を目にすることができます。

ある調査によれば、麺類を食べる頻度は、「週2~3回」、「週1回」という回答が約3割ずつ。週に1回以上食べる人は、全体の約7割という結果となっています。

これらの理由から、豆腐干絲は、日本の食卓に受け入れられやすい食材ではないでしょうか。

栄養価・機能性からも豆腐は優等生

さらに、栄養面、心身の機能を維持するために必要な機能性物質を含む食品としても、豆腐はかなりの優等生といえます。

まず、豆腐の栄養成分からチェックしてみましょう。

栄養価という面では、良質なたんぱく質と脂質を豊富に含んでいることが特徴です。

その中でも、たんぱく質は、筋肉、骨、内臓などの細胞や組織を構成したり、体の機能を整える酵素やホルモンの材料になったりする栄養素です。

たんぱく質の原料となるアミノ酸の中には、体の中では作ることのできないので、食物からしか接種することのできない8種類の「必須アミノ酸」があります。

植物性たんぱく質では、この必須アミノ酸をとることが難しいのですが、大豆のたんぱく質は、植物性食品でありながら、動物性たんぱく質に似ている構造を持っています。

これが、大豆が「畑の肉」といわれる大きな理由の1つで、精進料理の中で、動物性食品の代わりに豆腐を利用するのは、理にかなっているわけです。

脂質においては、植物や魚の脂に多い不飽和脂肪酸が多く、体内で作ることのできない「必須脂肪酸」を効率よくとることができます。

さらに、体の機能を整える機能機能面から見てみると、大豆のタンパク質には、血液中の余分なコレステロール、中性脂肪などを抑える作用があったり、女性ホルモンと構造の似ている大豆イソフラボンが女性の不調に効果を上げたり、脳内を活性させる物質が脳の老化予防に役立ったり。

ダイエットによし、女性ホルモンのサポートによし、認知症予防によしと、さまざまな働きが期待できるというわけです。

おすすめレシピ、豆腐干絲サラダ


では、実際に豆腐干絲を使って料理をしてみたいと思います。
豆腐となっているので、白いものが届くかと思っていたら、真っ黄色でした。

これは異常があるというわけではなくこういう色で、問題はないよう。
実際に、解凍すると、みるみると白色になっていきました。

次の手順で、下準備にとりかかっていきます。

1,解凍をする。
2,沸騰したお湯に入れて、五分間ゆでる(塊のまま投入)。

3,ゆでた豆腐干絲をざるに取り上げて、冷水で締める。
4,水を切って、お皿に盛りつけて完了。

これで、一応食べられる状態になりました。

今回はここからサラダにしていきたいと思います。

1、キュウリとニンジンを細切りにする。
2,ニンニクを乱切りにする。
3,短く切ったパクチーを和える。
4,ゴマ油を少し加えて、塩で味を調える(お好みで黒酢も)。

これで豆腐干絲のサラダの完成!

豆腐干絲のサラダ


さっぱりしていて、とてもおいしい。
パクチーの代わりにネギでもOK。黒酢以外に醤油とも相性がいいので、さまざまなアレンジレシピのアイデアが広がりそうです。
 

日本最大級の中華食材専門サイト『本味主義』
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