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夏の蒸し暑い日だった。 七月の京都は丁度祇園祭の真っ只中で、前日から強い雨が降っていた。 …
僕が踵を擦り減らしていると 母さんが言うんだ。 「愛は無償よ、どうか忘れないで」 固くなっ…
夜の闇に泳ぐ魚は 星を食すと僕は唄う けれども大丈夫 シャコ貝がまばらに 真珠を空に放つわ…
昨夜は沖縄で知り合った友人の送別会で いつもの珈琲屋さんに行った。 彼女はご家族の都合で…
「地元が沖縄って、超いいよね」 なんて 関東に住んでいたときにはよく言われた。 「やっぱ…
少し前、姉が結納代わりの食事会をすると沖縄に帰ってきたとき ネイリストの彼女は嬉々として…
「ここじゃないどこか」へ、行きたかった。 訳じゃなかった。 いつだって自分の居場所は選べるし 望めばどこへだって行けると思っていた。 だから 本当に恐いのは ここじゃないどこかへ行きたいと思い日々を過ごすことではなくて 信じた未来がいつの間にか 自分の望んだ場所じゃなくなっていること。 そして そのことに気が付けないこと。 生きていると、関わる人は変わるし 携わる仕事も変わる そうやっていろんなことに触れて わたし自身の考え方だって変わっていくのに 忙しさにかま
姪っ子たちが遊びに来ている。 もうすぐ7歳と4歳のふたりは、どこか小さな頃のわたしに似て…
実家でこの文章を書いています。 2019年のお正月。大好きな沖縄の実家。 12月31日というまさか…