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「指編み」が、止まらない。子どもの主体的な遊びは、彼らの育ちを支える。
こんばんは〜honaです!毎日投稿中です!
今日も、子供の遊びの豊かさに大変驚かされた話を残そうと思います。
昨日、年少の娘が幼稚園から帰ってきて、
「今日、指編み初めてやった〜」
と言いました。
先日の懇談会で、指編みに夢中になっている子供たちがいると聞いていましたが、娘からは特に聞いた事はありませんでした。
それが、どうやら縦割り保育のクラスの中でも、同じ年少のお友達もやっていることもあるからかやってみたようです。
興味を持って新しいことをはじめたこと、そしてそれを私に伝えてくれた事もまた、彼女の1つの育ちだなと感じました。
もしかしたら、私が幼稚園の編み物の会に参加して、編み物を毎日ほんとに少しずつですがやっていることも、彼女の中で編み物に対して興味がわいた要因の1つになっているのかな…そうだったらいいな、嬉しいなと思いました。
その指編みの話を聞くと、小1息子も、
「僕もやりたい!」
とすぐ興味を持ちました。
そして、夜ご飯が終わってから、どんなきっかけだったか忘れましたが、2人が指編みをやってみることになりました。
ちょうど私が先日ユザワヤで自分が編むために毛糸玉を3つ購入していたので、そのうち2つを子供にそれぞれ1つずつ渡し、まず娘が始めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1666782878508-gRe4jXB2jz.jpg?width=1200)
私も正直指編みのやり方は知らないので、最初に指に固結びしてあげただけで、後は娘がどんどん自分で指を軸にして編み始めると、気づいたらどんどん編んだ糸が、増えていく増えていく…!
![](https://assets.st-note.com/img/1666782866566-SvhpxgXHaU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1666782866620-jgTtebhK3a.jpg?width=1200)
その隣で、小1息子も指編みスタート。
同じように最初に固結びだけしてあげて、後は娘のやり方を見ながら、こうかな?と息子と一緒に試行錯誤しながら、「間違ってもいいからどんどん進めよう」と言って、やっていきました。
最初は、解けてしまったり、うまく前に進まなかったり逆向きになってしまったり、、、ほっぺをぷーとふくらましながらも進めると、息子もどんどん編まれた糸が増えていく、増えていく…!
![](https://assets.st-note.com/img/1666782907390-cCaYadQwK6.jpg?width=1200)
その後私は一足お先にお風呂に入って、子供たちも一緒にお風呂に入って、出てから見せてもらったら、ものすごく長くなっていて衝撃でした!
ずっと集中して2人で楽しく編み続けていたようでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1666782971105-nnT61sgvDA.jpg?width=1200)
一旦、指から糸を外してからもう一度かけ直すところがなかなかうまくいかない時もありましたが、それも私もいろいろ考えながら一緒にやって、だんだんと子どもたちだけでできるようになっていきました。
さらにすごかったのは、「お風呂出て出た後もやるんだったら、歯磨きとか寝る前の支度を先にやったら、できるよ~」と声をかけたら、ものすごい勢いでお風呂から出て行って、ちゃんと体も拭いて、いつもはダラダラしているのにパジャマもさっさと来て、いつも面倒くさがる歯磨きもそのまますぐやって、
「指編みやろう!」
と言って、2人で再び、指編みに戻っていきました。笑
そこからも、網紐はどんどん長くなり、最終的にこんな長さになりました!
![](https://assets.st-note.com/img/1666782985506-1ClqWAfCX3.jpg?width=1200)
2人の指編みに取り組む様子を見て、やはり思うのは、子供が本当にやりたいこと、今まさに好奇心を持っている事に自分から取り組むことは、こんなにも集中できて、こんなにも満足感を持って、子ども達は心から楽しむことができるんだ、ということです。
つまり、「自分たちがやりたいと思う」物事と、「誰かにやらされている」物事とでは、取り組む際の集中力も充実感も、全く異なってくるということ。
好奇心を持つことで、集中力を発揮することができ、集中力を発揮することで、前頭葉などの脳の働きも活性化されると明らかになっていて、特に脳細胞の発達が盛んな幼少期においては、そうした「好奇心を持って自発的に遊ぶ」ことができる環境を設けることで、彼らの脳の発達を促進することができる、と考えられているそうです。(詳しくは澤口俊之さん著「幼児教育と脳」をぜひご参照下さい!)
家にたまたま、毛糸玉がなければ。
時間に余裕が全くなければ。
彼女たちがどんなにやりたくても、今回のような遊びはできなかったことを考えると、環境設定はとても重要だと実感します。
日本の幼児教育の父と呼ばれる倉橋惣三先生もおっしゃるように、「子供がいかに主体的に取り組むことができる環境設定するか」を考え続けるのが、子供を取り巻く大人が子どもに与えられる、ただひとつのことではないかと考えています。
ちなみに話は少しそれますが、娘の通う幼稚園は、倉橋先生に関わる方の息吹がかかっていることを知りまして…!個人的には心躍る嬉しさを感じ、また園の保育内容と照らし合わせとても納得したのでした。
子供の豊かな主体性・自発性が、単なる「わがまま」と一蹴されてしまわないように、倉橋惣三先生の思い描いた保育がもっともっと広がっていくことを、願ってやみません。
こんな堅苦しく語っていても自分の子供に関しては、どうしても干渉しすぎてしまって、感情的になってしまう自分がいる……はーーー、今日も大反省。。
では今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました!
hona
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