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親の「やめて」を『課題』に→『解決』して遊び切った我が子達!
雨の土曜日。
小2長男、年中の娘は、今日もなにやら2人で楽しそう。
外に出られない中で、長男がなにか遊びを考えついたようでした。
ねえ、2階にサンダル持ってっていいー?
と聞かれました。
その言葉を聞いて、私はとっさに、2階にある子供部屋で、外のサンダルを使って遊ぶのかと思って、
泥が落ちるからやめてね~。
と言ってしまいました。
しかし、その後の話を聞いていると、私もの勘違いだったようで、どうやら2階の吊り出しバルコニーで遊びたいから、サンダルをそこに持って行きたい、という話だったよようです。
勘違いだったんだ、ごめんね〜と思いつつ、でもちょっと待って、今結構雨降ってるよね?と。
なんせバルコニーには、屋根はありません(;^ω^)
外を確認すると、やっぱり本降りの雨。おいおい。
そこで、
雨降ってるし、濡れちゃうからやめなよ〜。
あなたたちがびしょ濡れになって、タオルで拭いたり着替えさせたりするの、ママとパパ大変でしょー?
と、この時に思っていたことをそのまま言葉にして伝えました。
するとここから長男くん、頭をフル回転したようで、
分かった!
と言って、すぐに動き始めました。
まずは、「これ借りるね!」と言って、浴室を出たところにある足拭きマットを肩に担ぎ(汚いなぁ)、フェイスタオルをもち、さらに自分の上下の着替えと、ウィンドブレーカーも持ちました。
妹にも指示を出して同じように準備をして、終わったら2人そろって2階に消えて行きました。
・・・そうきたか(笑)。
私が「やらないでほしい」と伝えたから、「ならば、『やらないでほしいこと』をやらないように、全部クリアすればやっていいんだ」という風に捉えたのでしょう。
私の発言から無意識ながら『課題』をひとつずつ取り出し、ひとつずつ解決しながら、自分たちでやりたいことを実行しようとしているんだな、と。
反抗的、と見ればそうかもしれないし、問題解決能力がある、とも言える。
どんな遊びをしたかは見届けられなかったのですが、遊び終わるぐらいに様子を覗いて見てみたら、この様子。
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確かに、本人達もすでにびしょ濡れてなかったし、バルコニーに繋がるドアや廊下にも、被害は特になし。
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そして何より二人ともめちゃくちゃ楽しそう。
格好は、めちゃくちゃだけど。笑
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すごいじゃん!
こういう行動が積み重なって、自立をしていくのかなと感じました。
大人の保護の元で安心して遊んできた子供たちが、少しずつその殻を破って、自分たちがやりたいことに向かって課題を解決して、自ら実行していく。
そのプロセスに、大人が拒否反応を示して受け入れてあげられない場合、子供はきっと何でわかってもらえないんだ!むかつく!って思い始めて、それはいわば「反抗」とも捉えられる。
自立と反抗は、相互に関連しあう、似たもの同士なのだなーと思いました。
これから子供たちには、今回みたいに、発言した方にしてみたら可愛くないなぁ〜〜って思うような行動が、増えていくんだろうなと思います。笑
でも、それは今までできなかったことができるようになっていることの表れであり、彼らの成長の証だと思って、キィーッ!と感情的になっても子どもには伝えないように(笑)、そっと見守っていけたらいいな、と思います。
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona