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「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体【リーディング・ハイVol.20】

「無意識と意識の間で」
たしか斉藤和義の名曲である。
もう何年も前の曲でもあの独特な幻想的な
メロディーが好きだ。

なんかまどろんだ感じ。
なにもしたくない無意識の世界。
ドラッグにおぼれていく人たちはそんな感覚。

そして現実の世界。

上司
「日頃から意識していないからミスするんじゃない」

部下
「はい、これからはもっと意識して対応します」

ささいなミスを重ねると「意識の有無」に
責任がいく。
意識にとってはいい迷惑である。
じゃあ無意識にミスしないように
なっているみたいです。
一度でいいから言ってみたい。

そんな素晴らしい無意識の世界を知りたくて
手にとったのがこちら。

リーディング・ハイとは

さてタイトル後半の
「リーディング・ハイ」とは、
「ランナーズ・ハイ」を
ヒントにした造語です。


長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態
をいいます。

そんな実感をnoteでご紹介する企画。

では引用からいってみましょう。

【引用その1】結局一番のメンタルの敵とは

私は、 人を乱れさせる最大の原因は、「他人」と「周囲」 だと考えています。他人の目を意識したり、他人に自分をよく見せようとしたり、周囲からどう思われるだろうと考えたり、他人や周囲の人にマイナスの感情を抱いたり、そういったことを気にし始めたとたん、人は心身を乱れさせ、みすみすパフォーマンスを低下させてしまうものなのです。

そうなんです。
悲しいかな。
承認欲求の塊の僕たちは、
良くも悪くも周りに
影響されまくって生きています。

気にしないのが一番。
スルー力って大事だ。
そう思えば思うほど自分を
見失っていっちゃたりして。

自分にもっとわがままになっていいところと
そうじゃないことは分けて考える。


先日部下が調子が悪くなって、
長期休暇を取ることになったんですが、
その引き継ぎの際、「ご迷惑をおかけして
申し訳ありません」を連発。

いやいや。
確かに周りの仕事が一時的に増えたとしても、
無理し続けてその部下が長期離脱してしまうことの
ほうが部署全体としては大きな損失なわけで。
ましてはメンタルヘルス不調は再発の影が絶えず
つきまとうもの。
自分の身体を守れるのは
結局自分だけであること。

そう考えたら、余計なものには
構ってられないですね。

【引用その2】世間のルールより自分のルール

一流のアスリートやビジネスパーソンには、自分の持ち物や日常の生活動作に関して、意識しなくて済むように、「自分のルール」をルーティーンとして事細かく決めている人が多いもの。 すなわち、 小さいことやどうでもいいことは、「自分のルール」でいつも通りに済むようにできるだけ自動化しておいて、ここいちばんのポイントで自分の力を存分に発揮できる状態をつくることに心を砕いているものなのです。

自分だけわがままになれる。
そこは自分のルールを貫く
ということでもありますね。
もちろんある程度の常識を
踏まえることが前提です。

世間に流されず、
自分にフィットする日常を継続していく。
そのための努力は
惜しまないことが一流のパフォーマンスに
つながっていくのでしょう。

【引用その3】究極の無意識の果て

「意識をしなくとも、体が勝手に素晴らしいことをやってくれる状態」「心身にストレスや乱れを感じさせることなく、体が勝手にいつも通りに動いてくれる状態」こそ、無意識の究極のかたち なのです。 だから、体の健康にしても、仕事やスポーツにしても、自己実現を叶えるにしても、心身にス トレスをかけずに調子よく動かしていくためには、この「究極の無意識=呼吸」を整える のがいちばんのカギとなるといっていいのです。

マインドフルネスという言葉が普及して久しい。
簡単に言うと心を今に向けた
状態をさすそうです。

いまこの瞬間を意識して
生きているつもりでも、実際は
過去のネガティブなことを
考えていて「心ここにあらず」に
なっていることもあるのではないでしょうか。

気がつくとそこで余計な
エネルギーを費やし、ストレスを
抱え込む結果になっているのです。

そんなときに取り入れたいのが、
この呼吸を深く行うこと。

息を大きく吸い込むことで、
「呼吸をしている自分」に
専念することができます。
私は大事なプレゼンの前、
ちょっとリラックスしたいとき
その都度都度で深い呼吸を
実践することで、パフォーマンスの
低下を防ぐことができました。

毎日が慌ただしく過ぎていく
毎日に忙殺されている方には
ぜひ取り入れていただきたいですね。

本日のリーディング・ハイ

意識している自分。
無意識な自分。

そんな区別や境界を認識せずに
ここまで生きてきました。
意識している自分だけが「本物」
であると信じて疑わなかった。

ただこの本を読んで
無意識の部分が自分の人格形成や
パフォーマンスに影響を及ぼしていて、
それを味方につける方法がある
ということを知りました。

ささいな習慣を変えるだけで、
無意識が自分を大きく
変える。そんな可能性を
信じることができました。

最後にお知らせ


今回のリーディング・ハイは
いかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。

またリーディング・ハイで
取り上げた本は、毎週日曜日に
私が参加しているコミュニティの
ビジョナリー読書クラブの
読書会にて発表しています。

「ビジョナリー読書会」とは、
本というツールを使った
コミュニケーションを通じて
思考を深め、視野を広め視座を変え、
気づきから行動に繋げるための読書会
のこと。


私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。
本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。
お待ちしております。




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