#昆布はどこからどこへ行く
昆布はどこからどこへ行く⑧ナガコンブ2
「えー!食事はどうするの???」
歯舞で、ナガコンブの漁期の一日のスケジュールを伺ってわたしは驚いた!
昆布漁の朝は早いのです。朝5時に漁を始めます。
今朝のツイッターの、釧路町昆布森の翔ちゃん(カネショウ)さんのアップ、夜明けの中を進む昆布船です。かっこいいですねー。
この箱のようなスペースに昆布がいっぱい入ります。
(↓ここからはコロナ前の2019年7月に歯舞漁協の調査船で取材させて
昆布はどこからどこへ行く⑦ナガコンブ
沖縄は1972年以前は、日本で一番昆布を食べる県でした。あの富山県!より消費が多かったのです。
市場ではすぐ調理できる状態での昆布が売られていたといいますから、まるで産地状態だったといえましょう。
なんで?
食べる昆布は、ナガコンブ。道東産です。
なぜ、一番東の昆布が一番西の沖縄に?
この、不思議を解こう!というのが私の、昆布を巡る冒険の原点でした。
那覇の伝統料理のお店、美栄さんでい
昆布はどこからどこへ行く⑥細目昆布・余市編
ウニがおいしい海は、昆布がおいしいのです。
利尻昆布の礼文や利尻の海、稚内から雄武、紋別。羅臼昆布の羅臼の海。日高昆布のえりもや浦河の海。
ウニの名産地のオンパレードです!
時期によってウニの味が違うのは、その時の昆布の味ってことなんです。
北海道の日本海沿岸の夏の味も、やっぱりウニ。
そこには、昆布四天王ではないけれど、目立たないけれど、地元ではなくてはならない昆布があります。その名も細目昆
昆布はどこからどこへ行く⑤羅臼昆布・後編
こんばんは!
きょうは羅臼昆布のダイナミックな旅のお話です。
羅臼昆布を日本で一番使っているのは富山県なんです。
そして、昆布の消費量が日本一。たまに2番目。昆布を使い切る知恵が詰まっているのも富山県。
昭和のころのこどもが昆布をガムのようにかじっていたというのも富山県。(令和になったらどうなのかな。。たまにいるかな。)
羅臼昆布は買うときには割高なのに、どうして県民の日常に根付いたので
昆布はどこからどこへ行く④羅臼昆布・前編
こんばんは。
羅臼昆布はわたしにとって、遠いものでした。
原因は、そのお値段です。高いです。
でも、わたしたちが買うようになるまでの工程を知り、使い勝手を覚えたら、今は推しの昆布になりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡
❓工程を知ると値段の高さを感じないの❓
いえ、高いものは高いです。それでも、味が濃いので少しで効果がある、とか、やわらかくなりやすいので具として食べられる、とか、おつまみ昆布で
昆布はどこからどこへ行く③日高昆布
こんにちは!
きょうから8月。昆布漁はこれからお盆くらいまで、スパートかけている時期です。
きょうは日高昆布のお話です。
わたしが初めて昆布産地で漁師にお話を伺ったときの写真です。
えりも町です。
こではでは船から水揚げした昆布をケーブルを使って干場まで運んでいます。
黒い昆布がぶらさがっているのが見えますか?
日高昆布はえりも岬の東から西にかけて、23の浜で水揚げされます。太平洋は波が
昆布はどこからどこへ行く。②真昆布
こんにちは。
きょうは、道南の真昆布のお話です。
昆布、に真(しん)がつくんですよ。
真の昆布、ということですね。自信と誇りを感じます。
それもそのはず。
献上昆布なんです。(天皇陛下に献上する昆布)
献上されたのは、名前がついた後ですけどね。
日本料理の中で、選びに選び抜かれた昆布なのです。
江戸時代には、最終目的地大坂まで大事に運ばれたのです。
幅も広く、見た目にも立派な真昆布が、
昆布はどこからどこへ行く①利尻昆布
こんにちは!
ほかいどーでは昆布の季節を迎えています。
北のてっぺんエリアでとれる利尻昆布は、すっきりした味わいがウリです。
北海道の最北端の礼文島です。漁に出る船が見えますね?
水揚げした昆布を天日で乾燥させます。大昔からの営みです。干場の石はゴロゴロしていますね。昆布に砂などがくっつかないようにです。
海の向こうに見える山は利尻富士。礼文の南東の利尻島です。
では海を渡って利尻に行