身体の仕組みを知ろう
めちゃくちゃ眠くなる話なので、わかりやすく簡単に説明しますがちょっと長くなる事はご了承ください。
みなさんは、脳が何かしらの指令を出している事は知っていると思います。
脳の指令を運ぶための道を神経と言います。
その神経は血管やリンパ管と共に頭から首、背骨を通って身体のあちこちに繋がっています。
神経たちは、身体中の皮膚や筋肉とくっついていて、連動して動くようにもなっています。
筋肉が固まったり、弱くなったりすると血液や神経も連動してドロドロの弱々になってしまうのです。
運動はしてたのに!って思うそこのあなた、私もクラシックバレエをしていましたので、よくわかります。最終的には寝ながら踊ってました。笑
では、私たちの筋肉を固めてしまったのは何でしょう?
『ストレス』ですね。
いやいや、ナルコレプシーと言えばオレキシンの消失ですよねとよくお調べになっている方もいると思います。
現在の医学では、オレキシンの発見から消失までがわかっており、その原因を探って大学などの研究機関が日夜研究しておられます。
海外の状況もほぼ同じで、日本との違いはサプリメントを用いた方法があるようですが、日本は成分量の規制が厳しいため取り扱いをしていないようです。
海外と言えば、ナルコレプシーが2000人に1人の発症であるのに対し、日本は600人に1人もしくはそれ以上と言われていて、ストレスが多いと言われています。
勘のいいみなさんなら、お気づきかもしれません。
日本にいるとストレスかかり過ぎて、身体がカチコチに固まっているんじゃないのか?!
そんな状態が続いたら、疲れてしまい眠くなって当たり前じゃないか?!
そして、見つけたのがスタンレー・ローゼンバーグ氏の『からだのためのポリヴェーガル理論』という本でした。
難しそうな本ですね。
ポリヴェーガル理論とは、スティーブン・ポージェス博士によって1994年に提唱されたもので、自律神経にはこれまで交感神経と副交感神経の2つとされてきたのですが、実は副交感神経には更に2種類あって、『リラックス』する方と『フリーズ』してしまう方があるよという理論です。
『フリーズ』とは、どういう状態かと言うと、鬱の人が凄くダメージを受けるとベッドから起き上がれなくなるというアレの事です。
私たちに関して言うと、医学の定義ではナルコレプシーは突然眠気に襲われるとされていますが、みなさんもおわかりの通り、突然ではなく理由があり、嫌だからとか好きだけど頭で考えるのが大変だから、興味がないから、疲れているからという『ストレス』によって眠気(つまり副交感神経)が作動しています。
ナルコレプシーの人が研究しているわけではないですからね。そして、完璧に立証出来なければ医学として定義されないわけですから、突然眠気に襲われると書かれてもいた仕方ありませんね。
というわけで、私たちの眠りはどう考えても心地よく眠る『リラックス』ではなく身体が強制的に寝ろと言っている『フリーズ』に入ってしまっていると予測出来ます。
そのことから、ローゼン・バーグ氏のやり方で、身体をほぐし、脳神経の流れをよくすると治るかもしれない!と思いやってみました。
その結果、残念ながらオレキシンの消失そのものをなくす事は出来ませんでしたが、かなりのストレスがかからないと眠くならないようになりました。
前にもお話ししたようにスマホとパソコンなどは今なくてはならない存在なので、まずそこからのダメージがかなり大きいので、ちょこちょこと基本のポーズでリラックスを心がける必要があります。
神経筋膜リリーステクニックは最初何日か続けて効果が現れると、それ以降はしばらくやらなくても大丈夫そうです。
だからと言って、大した事ないと思うのは話が早過ぎます。
神経筋膜リリーステクニックをして、一日目には早くも過敏性腸症候群が治っていました。
そして、気づけば抗うつ剤を使用してからずっと続いていた厄介な幻聴もなくなっていました。
LEDの光の過敏はすぐに元に戻ってしまいましたが、以前ほど酷くはありません。
薬を飲まないでドライブ(助手席)出来たり、テーマパークに行っても、買い物に行っても、仕事に行っても途中でバテたりしません。
みんなと同じようにつまらない授業は眠くなったり、ご飯を食べれば眠くなったりは普通にします。
ストレスも受けても前程大きなダメージにはなりません。
健康ってやっぱりいいなぁとしみじみ思います。
では予定通り長くなりましたが、みなさんにも早く体感してもらいたいなと思っています。