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フリーランスは人に評価されなくてもいい?評判よりきっと大事な○○とは
「ちゃんと評価されないと。まわりに認めてもらわないと、次の仕事がなくなってしまう」
外注やフリーランスの立場で、まわりの目を気にして疲弊してしまう、努力家のあなたへ。
もう評価を気にするの、やめませんか?
「お問い合わせ・CV・リードほしい」を叶えるサービス、ホギコト代表のWebマーケター・コピーライター日野成美です。
前回のnoteはこちら💁♀️
日野がいよいよ臨月のため、今回の更新を目処にいったんnoteをお休みします!来年春には復帰予定です⛄️
みなさんによい年末年始がありますように。いつもお読みいただきありがとうございます!
今日はフリーランスを苦しめる「人からの評価」について、思うところあって語ります。
人から認められないと次の仕事がない。
……って本当なのか?
私も苦しみました。
いやだってできれば成果出たぶんは評価されたいじゃん。なるべく営業でがんばらずに案件受注したいじゃん。
しかし!
高い評価を得られても継続発注にならないこともある。
成果が出てるのにけたくそにけなされる時もある。
無理矢理クライアント様の「仲間」にならなくていい。
フリーランスの生存戦略を語ります。
仕事が途絶えないフリーランスの特徴
さて、仕事が途絶えないフリーランスになるためにはどうすればいいのでしょう?
大きく分けて、受注のあり方には2種類あります。
単発依頼
継続依頼
さらに受注チャネルはおおむね3パターンに分けられるでしょう。
自分で営業して新規顧客獲得する「新規営業型」
集客の仕組みを作って受注をとる「マーケティング型」
既存顧客やパートナーから新規クライアントを紹介してもらう「紹介型」
新規営業型はビジネスマッチングやフリーランスエージェントを活用して、バンバン営業かけていくスタイルです。最初はみんなここからスタート。
理想はSNSや広告を駆使して、自動的にお問い合わせがくるマーケティング型。だけど、アカウント育てるのに時間かかるor広告費がコンスタントにかかるので上級者向け!
そこで中長期的に多くのフリーランスが目指すのが「紹介型」です。
クライアントからの信頼を得て、別の企業案件を紹介してもらう、みたいな感じですね。
恋愛や婚活における「友だちの紹介」と同じで、こちらの特色を理解したクライアントが合いそうな顧客を案内してくれるので、比較的ミスマッチが少ない。おたがい紹介してもらった手前があるので「じゃあ試しに仕事してみましょう」となることが多く、商談後の失注率も低めのようです。
いやーあこがれますね、クライアントからの紹介。
でも今のところ私。
紹介でお仕事を受けたことがありません!
なぜか?
理由は主に3つ!
①かなり労力とギブ(give)を費やさないとクライアントと濃密な信頼関係を築くことができない上、品質管理において「他人からの評価がすべて」になってしまうリスクがあるから。
②営業でとった案件であっても納期厳守で納品し、成果を出せばだいたいの案件で継続受注ができるから。
③テイカーのクライアントはどれだけこちらが成果を出したりgiveしても、案件を紹介してくれるなんてことはしないから。
ホギコトの継続受注率はざっくり約9割。
新規案件はすべて営業してとってきました。
結局、他人のふんどしで紹介を頼むより、新規営業が一番早かった!
温度感高い企業様が募集出してるからだいたい受注につながるし、しがらみがない分フレッシュに仕事できる!
さて、私たちホギコトもクライアント様からの評価にさらされてきたわけですが。
結論、あまりクライアント様からの評価を気にしなくなりました。
自分で自分の仕事の品質管理を行うようになったからです。
フリーランスはクライアントからどのように評価されるのか?
そもそもフリーランスは、どのようにクライアントから評価を受けることになるのでしょう?
フリーランスがジョインする現場の多くは、外部業者に対する明確かつ客観的な評価軸を持っていません。
クライアントに評価基準がそもそもないのです。
でも我々は評価という審判を受ける。
ええっ基準がないのにどうやって?
ま、まさか。
そう、そのまさかです。
クライアントはフリーランスを評価するとき
「なんとなく」「気分」で決める!
これはもう仕方ない。
私の経験だと、このあたりが「評価が高くなる」ポイント✅
自分(自社)と同じ考えをしてくれるか
困りごと、課題を解決してくれるか(自分たちがラクできるか)
組織や自分にフルコミットしてくれるか
節子!それ外注にする評価基準とちゃう!
正社員に対する評価基準や!!
フリーランスは個人事業主です。
会社の人ですらない。
だから「事業者意識」をきちんと持って、次の仕事に繋げられるよう今の業務に全力投球する必要がある。
コンプライアンスやガバナンス違反が多いクライアントは、こちらから切る覚悟も重要。
どれだけフリーランスが会社に尽くしても、会社は一切守ってくれないわけです。
や、評価されるのが嬉しくないわけじゃない。むしろ嬉しい!
でもフリーランスは所詮外注。クライアント様の身内にはなれないわけです。クライアントからの評価に品質管理を依存するのはリスクが高すぎる。
なんとなく雰囲気で評価されてると、数字が落ちてても顧客からクレーム続出でも「あの人は仕事できる」てクライアントに言われるから!恐怖!!
(うちじゃないけど他のフリーランス人材で見たことがある。当該クライアントはその後年商が半減したらしい)
そもそもプロなら。
自分なりの評価軸をもって自責思考で仕事進めるものやん?
フリーランスの業務品質はフリーランス自身が管理するからこそ、プロ人材として発注がくるわけです。
どんな状況でも自分の仕事に評価軸を持つべきなのはフリーランス自身!
「クライアントが評価してくれない」
ってまるっと他責やん!!
自分軸で、自分でおのれの仕事に責任持って仕事できるのがフリーランスやん!
一事業者であるフリーランスなら、雰囲気だけでなされる評価は置いといて「職務経歴書や実績にどう書けるか」を重視して仕事するのも、あながち間違いではないと思うんです。
まわりの雰囲気とか関係ない!数字と事実で語ろうぜ!
じゃあ何をたよりに「自分はちゃんと仕事できてる」と判断すればいいの?
ホギコトには明確な評価基準があります。
数字です。
PV、CV、LP遷移率。
統計的なデータと事実ベースでのみ議論します。変な私見を入れると分析担当にしばかれます。
職務経歴書には可能な限り達成した数字や事実を記載。
もちろん、数字が出せない案件もあります。
そんなときは!
定性的な評価を集めろ!
具体的には、クライアント様からのポジティブなフィードバックだ!!
「納期厳守でありがたいと好評価をいただきました」
「クオリティの高い企画に感謝されました」
これらの声を聞き流すことなく集めて、職務経歴書にガッツリ掲載するんだ!
そうすれば新規営業で戦える。
私は開業以来の稼働期間、毎月新規・継続問わず受注ゼロになったことがないのが自慢。毎月なんだかんだ仕事があった幸せ!
それもこれも、「職務経歴書や実績に書ける仕事をしよう」と邁進してきたおかげだと自負しています。
フリーランスなら気にするべきは人からの評価ではなく「今の仕事を、次の仕事にどうつなげるか」。
もちろん「人にどう思われるか」「相手がどう認識しているか」を把握することはプロジェクトマネジメント上で不可欠な要素です。
ただし、人から好かれることと次の仕事はイコールではない。
繰り返しますが、フリーランス=業務委託は厳密には仲間ですらない。
単なる外注先なわけです。
他社のまったく関係ない赤の他人に、自分の仕事を紹介してもらう。
それって、なんか、ムシが良すぎないか?とも思いますしね。
ただ。
私はやっぱりクライアント様にはきちんと事実に基づいて評価してほしい。
成果出した事実をきちんと評価した方が、クライアント様もPDCA回せて前進できるから。
クライアント様によって、何を大事にするかはさまざまです。
数字としての成果を出せているかを重視するクライアント。
きちんと寄り添いの姿勢を見せてくれるかで継続発注をかけるクライアント。
フリーランス人材が、外注が「何をもたらしてくれたか」。
それを事実ベースで評価するのって、うまく外注を使いこなすにあたって必要なことだとも思いますしね。
雰囲気で人を評価するの、ダメ絶対。
YES!数字とファクトベースの判断!!
現場でなにを期待されているのか?
自分はクライアントに何を提供できるのか?
それを愚直に考えていけば、紹介がなくても「仕事が途切れないフリーランス」になることができます。
クライアントの機嫌や気分に左右されない、自分の仕事の評価軸。
「個人事業主」だからこそ持っておくと、他人に左右されずラクになる。
ホギコトは今後も数字と事実ベースで判断し、精緻な仮説検証を通してクライアント様の「お問い合わせ・CV・リードほしい」に応えてまいります。
本日もお読みいただきありがとうございました!
また来年の梅の花が薫る頃にお会いしましょう🌸