「小さなストレスを甘く見ない」ちょっとした工夫の積み上げで気分が変わる!
1 大きなストレスと小さなストレスは体内では一つ
大きな問題にばかり目が行くと、足元の我慢を見過ごします。
人は、仕事、人間関係、創作、生活、コロナ、人生様々な問題に苦しんだり悩んだりしています。
この悩みや苦しみは、向上心や使命感の反映でもあるのでしょう。
ところが、人は日々ささやかな生活の出来事の積み上げの中で暮らしています。ちょいとしたことで、気分が変わったり、なんと悲観的だったのが、前向きになったりします。
たとえば、身の回りの小物を甘く見てはいけません。合わないもの、劣化したものを我慢して使っていると、小さなストレスを体内に貯金していることになります。
このストレスの貯金は体内でマイナスの利息が付いて、増えていきます。
しかも、異なるストレスは、体内では区別なく一つになり、雪だるまになってしまうかもしれません。
小さなことを、甘く見てはいけません。どんな要素も、人としての生きてる世界の一要素なのですから。
では、事例を上げてみます。
なんだそんな小さなことかと、拍子抜けするかもしれませんが、人生は大きなことをやりたいのに、小さなことがひっかかって、進まなくなることもあるのです。
こんなちょっとしたことでも、積み重なれば、心に変化を生みだすかもしれません。
2 小さなストレスを我慢しない
では、事例を上げていきます。
① 靴が合わない ~人生は足もとから~
これってよくあることですね。ついサイズの大きい靴を買い、仕事中に踵が、ぱかばかしたまま履き続ける。靴屋に26.5センチがなくて27センチのビジネスシューズを買ってしまい、歩くたびにズボンが踵に挟まったりして。
逆にデザインが気に入り、きつめの靴を買うと足が痛くなります。朝から晩まで、合わない靴を我慢して履くと、健康に悪いでしょうね。
解決策は、捨てること。
靴屋さんが何と言おうが、合う靴については妥協しないこと。
私は15年前から使っている唯一ぴったりの靴が、今も生産されているのか、靴屋に調べさせました。生産されていることがわかり、さっそく取り寄せたら、完璧にピッタリでした。以後、その新旧二つの靴を、宝として使っています。
② 時計が使いにくかったり壊れたら ~人生は時間だ~
現代人は時間が命です。腕時計がどんなにデザインがよくても、重くて見にくければ、やめたほうがよいでしょう。
洗面所のようなところの柱時計も、毎日見る頻度が高く、テレワークならなおさら重要なものでしょう。大きく見やすく、耐久性のあるものを置きたいものです。
時計が壊れて、放っておくのは、しまりのない生活のはじまりです。
時計は人生の戦友ですから、使いやすく、確認したい場所にすべて置きたいものです。
身に着けるならば、体の一部として使用感のないのがよいでしょう。他人への見栄えなどどうでもいいのです。違和感のないことが全てですね。
③ 傘の骨が一本折れている ~人生がどしゃぶり~
これもよくあることです。骨が折れている傘を我慢して、雨の中で体を濡らしながら使うことはよくあることです。
なんのために我慢しているのか。我慢のための我慢になったりして。
④ ボロボロの財布や定期入れ ~人生は金だけじゃない、とはいうものの~
つい体に馴染んでいて、日常的に使っているので、古い財布や定期入れに無神経になっていることが多いと思います。よくよく調べてみたら、穴が空いていたり、破れていたり、皮が剥げていたり。
いいものに買い替えると、気分が変わりますよ。
⑤ ズボンのベルト ~自分に合ったベルト、ベルトに合った自分~
これも古かったり使いずらいのを我慢して使っていたり。
お腹の辺りが、びしっと締まると、一日姿勢よく生活できますが、緩んでいたりするとだらしなくなってしまいます。
自分に合ったものを選びたいものですね。
自分をベルトに合わすとか、「慣れれば気にならないさ」なんて、考えるのはよしましょう。
3 大きなストレスの解消は、腰を据えて取り組もう
人生の大事件。結婚・離婚、就活・転職、病気や死、事件事故、その他。これらは腰を据えて取り組まなければなりません。
的を絞って、大きなストレスに取り組むのであれば、余計なストレスは、解消しておきたいもの。
小さなストレス解消の積み上げが、やっぱりプラスの利息が付いて、心が軽くなり前向きになるものです。
すぐできることから始めましょう。これで心が軽くなるなら、安いものではないでしょうか。
ちょっとした工夫で、心を柔軟にして、大きな問題に立ち向かいものですね。心身の健康のためにも、ちょっとした負担は、きめ細かく工夫して、解消しておきたいものですね。明るい明日のために。
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