疲れた時には帰っておいで 〜「長崎小夜曲」 さだまさし
小夜曲
日本語の小夜曲は、ドイツ語のセレナーデの事。
このセレナーデ(ドイツ語: Serenade)は、ロミオとジュリエットのイメージがわかりやすいですが、恋人たちがひっそりと愛を囁きあったり、恋人の為に窓下などで演奏される楽曲、あるいはそのような情景のことを指して使う(wikipedia)ものだそうです。
セレナーデはもともと「穏やかな」という意味があるようですから、これもまた↑のイメージにぴったりですね。
長崎
1945年8月9日に長崎に一つの爆弾が落とされました。
あれから70年余を経た、長崎は、さださんのこの歌で、歌われているように、故郷を後にした人、現実社会に疲れた人への安らぎの場所として、機能しているのでしょう。
長崎の夜というのは、かくも優しく訪れた人を癒すのですね。
疲れたときには、帰っておいで、すべてを長崎の風景に流して、、、
穏やかに、帰省する人々を包むのは、、、、そう、長崎小夜曲。
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