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sato140120
なんて事のない日常に彩りが生まれるとき 〜 「皮膚呼吸」 Mr.Children
なんて事のない一日だったとしても
見知らぬ店員や同僚との触れ合いがあったり、空高く飛ぶ鳥や、足元に咲いている小さな花の赤い色が目に入ったり、真夏の夜のジャスミンの香りや、都会の朝の匂いなんかを嗅ぎ取っていたり。
なんて事のない一日でも
とりたてて日記に書くことなんて起きなかった一日でも
カラダは全身で、何かを感じ、掴み、吸収している。
見聞きし、嗅ぎ、触れたものから何かを吸収している。
少し視点を広げてみる
地球はただ、いつものように回っている
重力もいつものように存在していて我々を引き付けている
なんて事のない一日でも
僕たちは呼吸を無意識のうちに行っている。
重力も呼吸も、意識することはないけれど
それはそこに自然に存在している
ある日、なんて事のない日常に、彩りが生まれることがある。
誰かに出会ったとき、恋心を抱いたとき、生きる目標を見つけたとき。
そんなときに、僕たちは自分自身の内側を見つめていく。そして、その思いに導かれるかのように、歩むべき道を探し、見つけていく。自分の道を歩むということは自分への挑戦。それは自分を試す時。
自分を引き付ける重力に逆らって。
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