支えになったロックスターの言葉「夢を見てるやつらみんなに送ります。Dreamin'」 ～ 「Dreamin'」BOØWY

ロックスターが発する言葉は、歴史的名言となって残る場合が多々あります。

ビートルズのジョンレノンは、ツイストアンドシャウトを演奏する際、「お安い席の方は手拍子を、残りの皆様は宝石を鳴らしてください」と聴衆に向けて発言してますね。これは彼の性格を表しているようで、なんとも小気味いい印象です。

矢沢永吉もいろいろありますね。「矢沢は良いけど、YAZAWAがなんて思うかな？」みたいなのとか。

そんな名言の中でも、ボウイ時代の氷室京介が残した言葉は、カッコよさと、歴史的意義でといういみで群を抜いています。

ふたつあって、ひとつは「夢を見てるやつらみんなに送ります。Dreamin'」で、もう一つは「ライブハウス武道館へようこそ！」です。

もう一つ加えるならラストギグスでの「俺たちは伝説なんかになんねーぞ」でしょうか。

なかでもDreamin'は印象的でしたね。

昭和末期にボウイとであったんですが（解散直後）、当時、「ライブハウス武道館へようこそ！」というセリフが飛び出した「イメージダウン」が収録されている「ギグス」というライブアルバムは、限定盤のみで、しかもレコードのみで、入手できず。

さらに「俺たちは伝説なんかになんねーぞ」というMCは、「ラストギグス完全版」が出るまでは聞くことができなかったわけです。最初にでた「ラストギグス」は編集版で、完全版ではなく、ここにはその言葉はなかったんですね。

そして、Dreamin'

これは、その最初に出た「ラストギグス（通常版）」にしっかりと収められておりまして、編集版故、最後がこの曲。あの頃、ボウイというバンドはいなくなり、最後のライブの最後の曲はDreamin'で、その曲の前奏がはじまったときにで「夢を見てるやつらみんなに送ります。Dreamin'」と最後の最後だからこそ、万感の思いでこう叫んだのだろうと思っていたのですが。笑。実際は最後の曲じゃなかったんですが。。

でも、この叫び「夢を見てるやつらみんなに送ります。Dreamin'」には、しびれましたね。小学校6年生を射抜くことができたんですから相当なものです。

なんとなく、、あれから、何か岐路に差し掛かるときとか、新しい一歩を踏み出す時なんかは、あの叫びが浮かんできますね。

「夢を見てるやつらみんなに送ります。Dreamin'」

支えになってるんですねえ。

・・

みなさん、夢をみていますか？