自分の意思でCrossRoadを歩んでいく 〜 「Cross Road」 Mr.Children
十字路
禁酒法時代(20年代~30年代)のアメリカでこんな伝説が生まれました。
とあるギタリストが、とある十字路に差し掛かった。その時、悪魔がささやきかけてきた。
「お前の魂を俺にくれないか。引き換えに、すばらしいギターのテクニックを授けてあげよう」
結果、そのギタリストは素晴らしい腕前を身につけ、数多くの名演を残すことになった。
彼の名前はロバート・ジョンソン。
この伝説に相応しく、彼はブルーズを語る時、象徴的な存在となっていきます。
ちなみにこの十字路はルート61とルート49が交わるところ。クラークスデイルという町に実際にあります。
クラークスデイルと言う街も伝説を帯び、アルバムタイトルや歌詞にしばしば登場しています。
さて、これは伝説なのか、実話なのか。。。ということですが、、
1920年代~30年代という時期は、まだ音楽という分野はマーケティングによる販売戦略もないし、ジャンルも確立していないしで、つまり、、音楽はただ音楽として、日常に、ただ在った時代。
そういう時代ですから、こういった噂もまた、いくばくかの信ぴょう性をもって語られていたように思えます。
伝説では、彼の人生の岐路となった十字路。
十字路とは、まさに分岐点。
人生の分岐点。
Cross Road
誰もが人生の分岐点に立つことは必然。
誰もが分岐点を目の当たりにして迷うのも普通のこと。
我々にとっても、悪魔の囁きは、分岐点に差し掛かるときに心の中に、ぼんやりと浮かんでくる。
時には不安や恐れという名で。
でも恐れないでも大丈夫。
誰もが大人になっていく過程で、自分で何事かを選択しているから。その結果が悪くても、振り返れば、、あの経験が自分を成長させた、、という事もたくさんあるはず。
つかのまの悲しみは、やがて輝きの未来へ、、
悪魔の囁きを恐れずに。
打ち破るのは自分の信念。
その思いを胸に、、Cross Roadを、新たなる道を歩んで行こう。