ちょっとだけ大人の階段を登った日 〜 「Dear Friends」 パーソンズ 我が青春のプレイリスト3
あの頃。
周りには、いつも遊んでいる仲間がいた。
仲間は自然と集まり、それが意識せずとも自然と友達という存在になっていく。
それが普通だった。
友達は作りにいくものではなく、どんな出会いの形であれ、奇跡の出会いを果たした仲間がいて、それが自然と友達になっていく。
そういうものなのだろうと思っていた。
そしてこの曲と出会う。
Dear, Friends
友達というものは、あまりにもその存在が自然だったから、改めて、Dear、、なんて呼びかけることも、その必要もなかった。
だからこの曲は新鮮だった。
曲を聞いて、友達の顔を思い浮かべ、彼らと歩んできた年月を想った。
初めて、今まで一人じゃなかったんだと気づいた。
人は一人では生きていけないな、、なんてことも思った。
その日、僕は、ちょっとだけ大人の階段を登った。
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