音楽に興味を持ったきっかけ 〜 「Thank You for the Music」 ABBA
音楽に興味を持ったきっかけ
それは、TVの音楽番組がきっかけです。
番組の完成度、出演アーチストの幅の広さから言って「夜のヒットスタジオ」が最強だったのではないでしょうか。
この番組のすごいところは、老若男女問わずだれでも楽しめたという点ですね。
紅白歌合戦は、演歌や昔の歌謡曲のころのヒット番組ですので、その後でてきたポップスアーチストの取り込みというか、大御所との並列に苦労したと思うんですよね。それが平成のころにはすでに顕著だったのではないでしょうか。ジャニーズとアイドルと演歌歌手、、、どう考えても合わない。
でも、「夜のヒットスタジオ」は、ポップ寄りでしたが、誰でも楽しめましたよね。歌なんて知らなくても。
もしかすると、PCもスマホもインターネットすらない時代、家族が団らんで見ることができた最後の時期と重なっているのかもしれません。
音楽遍歴
1) まずは歌謡曲から
普通にヒットしてる曲や、番組で気に入ったアーチストを聞き始めました。
ハウンドドッグや米米CLUB。プリンセスプリンセス、TMネットワーク、永井真理子、渡辺美里・・・
2) 徐々にロック界隈へ
平成元年でしたでしょうか。2枚のアルバムが方向性を変えます。それはブルーハーツの『Train Train』と、ボウイの『シングルス』。
その後、ジギー、ジュンスカ、後追いでレベッカ、X、ユニコーン、バクチク、RCサクセション、デビュー前夜のルナシーなどに浸かっていきまして。
3) 洋楽へ
洋楽はポップスとロックが並行して出会いました。
エリック・クラプトン、ハート、デフレパード、ガンズアンドローゼス、カーペンターズ、サイモン&ガーファンクル、ベリンダ・カーライル、ポールマッカートニー、ジョンレノン、ビートルズ、ストーンズ、U2、、、
4) ハードロック・ヘヴィメタルへ
洋楽ロックの延長線上に待っていたのがこのジャンル。かなり聞きましたね。。ボンジョヴィ、ミスタービック、ヴァンヘイレン、スキッドロウ、モトリークルー、アイアンメイデン、ジューダスプリースト、アクセプト、ガンマレイ、ハロウィン、ディープパープル、エアロスミス、アンスラックス、メガデス、メタリカ、ホワイトスネイク、マイケルシェンカー、スコーピオンズ、オジー、、などなど
5) ルーツ回帰
メタルのルーツは英国フォーク&バラッドということで、プログレを経由して、英国フォークに到達。
フェアポートコンヴェンション、アルビオンバンド、ジェスロタル、ピンクフロイド、イエス、キングクリムゾン、ジェネシス、サンディ・デニー
6) ワールドミュージックへスライド
ルーツをそのままスライドすると各国の音楽が待っています。スペインの経験と合わせてこの方面をかなり色濃く。
ボサノヴァ、ファド、チーフタンズなどのアイリッシュ・ケルト、ブルーズ、ゴスペルといった音楽的なルーツもたどり、音楽史などへも入っていきます。
7) 洋楽の深堀ルーツをたどった先にいたのは、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェル、ニール・ヤング、レーナード・スキナード、ジミヘンといった米国勢、デイヴィッドボウイ、ジョイディビジョンなどの英国勢
8) ジャンルのスライド
ここまでくると、ロックの過去のルーツの分岐にジャズがあり、西洋音楽のルーツにクラシックがあることがわかってきます。そしてその世界に。
9) 日本音楽の再発見
日本音楽への回帰がおきまして、イエローモンキー、エレカシ、ウルフルズ、椎名林檎、さだまさし、ミスチル、miwa、くるり、米津玄師、藤井風、などなど、、、。
音楽の歴史を俯瞰して聞いてきた先にあったのは日本の音楽。いろいろ深掘りして聞いてきましたので、ルーツなどもわかるし、曲の理解も早いですね。
と、わが人生に音楽あり、というような感じだなと改めて思います。
楽曲にまつわる思い出もたくさんありますし。
Thank you for the Music!というわけです。
そして、ネットなき時代は音源はほぼ図書館頼みでしたので、図書館にも感謝を!
今はサブスクに感謝を!
音楽の聴き方は時代とともに変わっていきますが、歴史を彩ってきた音楽の中身はそのままです。それと向き合う自分がどういう状態であるか、それ次第かなと思います。
おそらくこの先も、たくさん、たくさん聞き続けるでしょう。その分、人生も色濃くなります。
これからも、Thank you for the Music(s)!