「スカイレストラン」 ハイ・ファイ・セット
都会のビルディングに夕闇が迫る。見下ろす景色は藍がかった薄紫とほのかな茜色に染まっていく。
しだいに。闇があたりを支配し始める。
わたしの心にも諦めに似た暗闇がせまってくる。この先の展開を全て見通しているかのように。
出掛けに洗った髪はすでに乾き、心は滋養を求めて嘆き始める。
明日には。
新しい光がわたしの人生にも灯り始めるだろう。夜明けと共に。夜は必ず朝を、夜明けを連れてくるから。
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