70年代末音楽の潮流② ~ 「Coming Up」ポール・マッカートニー
この、さわやかというよりは、どこか無機質な。静謐というよりは、どこか機械的な、そんな音楽が、あの時代結構流行りました。
ボーイ・ジョージ、バナナラマ、プリンス、マドンナ、、
これが、ヨーロッパポップスの流れになり、ボウイも2作目の一部~4作目でその方向に向かいました。このヨーロッパポップスがアメリカに侵入し、それが、第2次ブリティッシュインベイジョンとなります。(第1次はビートルズ)そして、アメリカで流行ったポップスが日本でも流行し、レベッカもそうですし、80年代ポップの流行となります(アイドル関連の楽曲などなど)
第1次ブリティッシュインベイジョンを担ったポールもまた、この潮流の中におりまして、この曲はその代表のようなものでしょう。
80年代の幕開けはこの曲でした。
面白い歴史の循環ですね。
そんな歴史を踏まえて、聴いてみると、時代というものの匂いががなんとなく伝わってくる気がします。
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