短編映画おんがえしの音楽完成

監督３作品目の短編映画「おんがえし」の音楽作成作業が終わりました。
長編だった過去2作品と比べて非常に苦労しました。
理由としては短編なので各シーンが短いのがひとつ
そして、コメディなのにホラーっぽい要素があるので、どちらに振り切るかでかなり悩んだことです。
恐い音楽を付けたら普通に恐くて、マヌケな音楽をつけたら普通にコメディという･･･、音楽って重要な要素なのだなと改めて感じました。

で、今回の劇伴を作っていて分かったことなのですが
脚本・監督をやっているときの自分と、音楽を作ってるときの自分は決して同時進行してないということです。
過去の長編2本もそうでした。
書いてるとき、撮ってるとき、演じてるときには頭の中に音楽は全く流れてませんし考えてもいません。
編集がほとんど終わって全体を見渡せるようにならないと音楽が作れない体質だということが分かりました。



例外的に音楽先行の小作品もありますけど

ということで、自分で脚本を書いて自分で演出を付けた映像に、新鮮な気持ちで初めて向き合うように音楽をつけて、完成いたしました。
他人に頼んじゃうと楽なんですけど、イメージ伝えてどこからどこまでどれくらいの長さで、なんてやりとりするくらいなら自分で作っちゃったほうが結局良い感じになりそうなのです。
せっかくそういう学校で学んで作・編曲出来るので。

とりあえず観れる機会はこちらです。
ご興味ある方是非！。ご興味ない方も。

8月21日(日)赤坂「おんがえし」完成記念上映イベント

9月11日(日)千葉で映画「おんがえし」「面白半分」上映会

こんなギリギリのスケジュールで上げるんかい！
と思うでしょうけど、自分でもそう思ってます。
編集の座馬さんごめんなさい、ありがとうございます。