見出し画像

恋は遠い日の花火ではない ~「線香花火」さだまさし

恋は遠い日の花火ではない

というのは某CMの名コピーです。

この一文からイメージするのは、夏の花火ですね。それも小さな線香花火。

線香花火がイメージするものは、儚さ。
火をつけると、一瞬燃え上がるけれども、次第にそれは小さくなり、場合によっては、ぽとりと落ちる。

この儚さは、片思いや失恋の暗喩ともいえます。

夏は燃え上がるように暑い。けれども、陽が落ちた夜は暑さも和らぐほっとする時間になる。そんな時間の線香花火は、昼間の暑さとは対照的な趣きを持っています。

誰もが抱く普遍的な思いを、線香花火に込めた楽曲です。


いいなと思ったら応援しよう!

hisataroh358
いつも読んで下さってありがとうございます。頂いたサポートはいろんな音楽などを聴いてご紹介するチカラになります。あなたに読んでいただき、新たな出会いを楽しんでいただけるよう、大切に使わせて頂きます。よろしくお願いします!

この記事が参加している募集