「青春の瞬き」 椎名林檎

「青春の瞬き」と聞いて思い出した松下幸之助さんの座右の銘があります。

「青春とは心の若さである。希望と信念に溢れ勇気に満ちて、日に新たな活動を続ける限り、青春は永遠にその人のものである。」

これはアメリカの詩人サミュエル・ウルマンの詩をヒントにした言葉らしいです。

つまり、

「青春とは人生のある時期を言うのではなく、心の持ち方を言う。薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱を指す。青春とは人生の深い泉の清新さを言う」

ただ、そう思っていても、年齢を重ねていくにつれ、失われて行ってしまうように感じられるものがあります。クリエイティビティ、発想力、想像力、ひらめき、柔軟な考え・姿勢といった要素。

過ぎ去りし日々や、失われたものを思い起こして、戸惑うこともあるかもしれません。しかし、戸惑いもまた人生であり、戸惑う瞬間もまた青春の瞬きと言えるのかもしれません。

大切なことは、戸惑うこと=青春の瞬きと向き合っていくことではないかと。それを繰り返すことが心の若さというものに繋がっていくのだと感じています。

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hisataroh358
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