情けない話し…
noteをしていたらいつの間にか寝てしまっていて、ふと起きたら夜の11時を過ぎてしまっていた。
「うわっ、もうこんな時間か!」
寝ぼけた頭のまま、慌てて風呂に入った。最近の自分には風呂に入る時、自分で考えたルーティーンがある。まずぬるま湯のシャワーで髪の毛を軽く流し、シャンプーで頭を洗う。次に洗顔して顔を洗い流したら、その次に歯を磨く。
毎日このルーティーンを繰り返しているので、いつも通りなら特に問題無く進んでいくのだが、歯を磨いている時に異変に気付いた。
何時もなら歯を磨いて口の中がサッパリと爽やかな感じになる筈なのに、何だか違っている…。
サッパリ爽快な筈なのに、ちっともサッパリしない。それどころか段々と不快感が増してきた。
しかも不快感の後に強い刺激を感じた。 口の中がやたらネットリとしていて、それにすごく苦い。
「ん?…まてよ…何か変だ…」
ハッと思って慌てて吐き出した。吐き出した歯磨き粉の泡がいつもと違う。
「アーッ、コレもしかして?!」
歯磨き粉でなく、間違えて洗顔料で歯を磨いていた。
「何で間違えたんだろう…」
自分が使っている歯磨き粉は、独特の3本ラインの筈だが、そう言えばさっきのは薄〜いブルーだった様な気がする…。
「なぜ気づかなかったんだ…」
「こんなにハッキリとした、フランスの国旗くらい派手なストライプなのに…。」
余りの情けなさに落胆してしまった。
まぁ考えてみると、自分が使っている歯磨き粉と洗顔料のチューブはよく似ている。
形とサイズはほぼ同じくらいとは言え、洗顔料で歯を磨いてしまうとは……
最近はテレビを観ている時に、よく知っている筈の芸能人の名前が、突然出て来なくなったり、メガネを頭に掛けているのを忘れて必死に探したり、車の鍵を手に持っているのに、焦って探しまくったり…
「あ〜、遂にここまでボケたか…」
暫く浴槽に浸かりながらボーッとした。
が、ふと思った。
「老けるとは、こんなもんだ…仕方無い」
「でも待てよ…。何も悲観的にばかり考える事は無い、これを逆に捉えればいい」
「ポジティブシンキングってやつだ!」
自分には他人に自慢出来るだけの知識も無いけど、逆に失敗談なら幾らでもある。これなら自分にも書く事が出来そうだ。
「災わい転じて福となす…」
まぁ人生長く生きていれば、それなりに幾らか体験談もあるもんだ。
これで少しは「note」をつづけていけるかもしれないな…。
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