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100歳になっても認知症にならない習慣
今日のおすすめの一冊は、加藤俊徳(としのり)氏の『頭が良くなっていく人のすごい習慣』(ぱる出版)です。その中から「頭がよくなっていく習慣」という題でブログを書きました。
本書の中に「100歳になっても認知症にならない習慣」という興味深い文章がありました。
100歳になっても認知症にならず、脳がしっかり働いている人たちは、例外なく、頭が良くなる習慣を持っています。それは食習慣、運動習慣、知的趣味の3つです。
食事に関する習慣は「自分の体調を気づかう習慣」でもあります。食事に気をつけていると「肉を食べると調子がいい」とか「早食いすると体調が崩れる」といった因果関係がわかるので、理解系脳番地が活性化します。また、よく噛んで食べることで運動系脳番地を、楽しんで食べることで感情系脳番地を刺激することができます。
運動習慣は散歩や体操、畑仕事などですが、たいていは「早起き」とセットになってい ます。運動系脳番地だけでなく、起床時刻を覚えておく/思い出すことで記憶系脳番地も鍛えられます。
知的な趣味を持つことは「学びの習慣」とも言い換えることができ、思考系脳番地と理解系脳番地にたいへんよい影響を与えます。外国語の勉強、楽器の練習、将棋、天体観測など、趣味の内容は人それぞれ。105歳で亡くなるまで聖路加国際病院の院長などを歴任された日野原重明先生は、最晩年までミュージカルに出演されていました。
もちろん、元気なお年寄りが全員同じ習慣を持っているわけではありません。それぞれ違った得意や興味があり、その延長で好きなこと、面白い、楽しいと感じることを習慣にしているだけなんです。
こういう方々を見ていると、頭を良くすることは決して苦行ではない、ということがよくわかります。 一日一日を楽しんでいれば、勝手に頭が良くなっていき、認知症にもかか らない。 人生百年時代に必要な頭の良さは、まさしくこういうものでしょう。
◆知的な趣味とは、たとえば、「読書」「絵を描くこと」「楽器の演奏」「将棋や囲碁」「英語(語学)を身につける」「天体観測」「小説や本を書く」「盆栽」「書道」「華道」「茶道」「俳句や短歌」「美術鑑賞」等々。
その中でも最も古典的な王道が「読書」だ。
「読書は心の食物。肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養う滋養分として読書は欠かせない」(森信三)
100歳になっても認知症にならないための3つの習慣、「よき食習慣」、「運動習慣」、「知的趣味」を身につけたい。
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