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ゆっくり話すこと
今日のおすすめの一冊は、小林弘幸氏の『整える習慣』(日経BP)です。その中から「まわりを幸せにすること」という題でブログを書きました。
本書の中に「ゆっくり話すこと」という心に響く文章がありました。
自律神経を整え、自分のコンディションを保つコミュニケーション法として「ゆっくり静かに伝える」はオススメです。これを意識するだけで、ストレス要因は圧倒的に少なくなり、自律神経が乱れる機会を減らすことができます。
ゆっくり話すとなぜいいのか。 まずは感情が入らないことです。人は感情が入れば入るほど、話すスピードが速くなります。何かイヤなことを言われたら、すぐに反応する人、猛烈な速度で反論する人がいるでしょう。 完全に自律神経を乱し、コンディションを下げている状態です。
何かを言いたくなったときほど、ひと呼吸置いて、ゆっくり静かに話し始める。そのスイッチが入った瞬間、自律神経は整い始めます。 ゆっくり話していれば、余計なことを言う リスクも減り、過度に誰かを傷つけたり、後悔することも減ります。じつに大事なコミュニケーション術です。
相手に何かを伝えたいときも、早口でたくさんしゃべるのは得策ではありません。私もテレビやラジオ、人前で話す機会が多々ありますが、10個のいいことを早口で話しても、結局ひとつも記憶には残りません。「いろいろ話していたなあ」と漠然とした印象が残るだけです。
それよりも、ゆっくりとひとつかふたつ、大事なことを静かに話す。 そんなコミュニケーションのほうが確実に相手の印象に残ります。 じつに簡単なことですが、ぜひやってみてください。意識すればするほど、あなたのストレスは減っていきます。
◆小林弘幸氏は、ゆっくり話すことと同時に「ゆっくり動くこと」も大事だという。「ゆっくり」を意識するだけで人生の様々なことがうまくいきだす、と。それは自律神経のバランスが整うからだ。つまり、パフォーマンスが向上するということ。
ストレスを減らし、パフォーマンスを上げるため、「ゆっくり」を意識したい。
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