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日日是好日

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9月の病気発覚からの覚え書きと記録
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記事一覧

記録:4 告知のあとには髪を切る

入院・手術をしてから1ヶ月半が経ちました。 自宅に帰ってから体調が思わしくない日も、比較的元気な日もあり毎日ころころ変わる体調に落ち着かない日々を過ごしています。最近は家事もできるようになり、仕事量も少しずつ増やしています。できることが増えてくると元気も出てきますね。 でも手術をしてお腹の中が空っぽになって、今まであったものがなくなる。それはやっぱり簡単に解決できる問題ではないのだなと。 少しずつ慣れていくしかないし、きっと時間が解決するのでしょう。 今回も前回の記録の続き

記録:3 入院は突然に

12月21日。本日午後より入院しました。 明日は朝から準備に入り11時より手術です。病院がとても新しいのでちょっとしたビジネスホテルみたい。 病院では感染予防にとにかく努めていて、廊下から病室エリアに入るまでに自動ドアがあるのですが、中からは開くのに外からは開きません。 半休を取って送ってくれた夫ともそこでお別れ。退院までは廊下のガラス越しにスマホで会話しつつ面会となるようです。(映画のワンシーンみたい) 明日も会えないようで、やっぱり寂しいなぁと思ってしまいますが、全ては

コロナ禍における入院と準備

大層なタイトルですが、今回コロナ禍真っ最中に入院をしたので、準備をして必要だったもの、不必要だったものなどざっくりまとめてみます。 私は婦人科で開腹手術、7日入院予定が延びて最終的に15日間入院しました。 これから入院を控える方々へ参考になりますよう。 とはいえ、病院により持ち込み規定もあるのでその辺はご自身でも調べてみてください。 だいたいパンフレットに書いてあります。 病院のスペック私が今回入院したのはできて2年のとても新しい病院です。 建て替えで一新され設備もこの地

記録:2 不穏はゆっくりやってくる

いよいよ寒さが本格的になってきたので、灯油を買いに行ってきました。今年の灯油はいつもより少し安い印象です。 うちには円筒形のストーブがあるのですが、これが断然燃費が悪い。でも広いリビング全体が暖まるので今年もそろそろ出そうと思います。昨年は暖冬だったので出さなかったのですが、気温の差がとても厳しいですね。 猫たちには毎回好評のストーブです。 今回も記事を書き始める前にタイトルイラストを描きました。 これくらいなら30分ほどで描けるかなという感じ。手描きにはないタッチが楽しい

記録:1 思い立ったが吉日な初診

昨日から急に冬らしく寒くなってきました。 今年は久しぶりに雪が積もりそうですね。21日より入院ということで、今回の病気のことを「病院日記」として少しずつまとめていきます。 正直、自己満足な部分が強いので記録的なものと思ってください。間違っても「可哀想と思われたい」とかそういうのはないです。…と予め牽制(笑) タイトルのイラストは最近始めたiPadのプロクリエイトで描きました。 少しずつ使い方を覚えてきたので描くのが楽しいです。しばらく練習がてらいろいろ描いて慣れようと思って

人は環境が変わると髪を切るという話

私はもうかれこれ20年以上髪を伸ばしています。 いわゆるスーパーロングという腰までの長さで、しかも癖っ毛なので勝手にお蝶夫人みたいな巻毛になるという。長い時は重さで上はまっすぐ、毛先は縦ロールなのでお手入れも意外に楽で仕事中は上の方でお団子にしておけば邪魔にもなりません。 切るのは、あまりに毛先が傷んでいる時だけ。 冬の時期はマフラーを巻くのが大好きなのですが、髪がボサボサになってしまうのだけはずっと嫌いでした。 失恋をすると髪を切るといいます。急な環境の変化を一新するため

うたかたの夢

泡沫夢幻。夢はまぼろし、泡と消える。 なかなか儚く切ない言葉だなと思う。 私は夢をカラーで見るタイプで、しかもしっかり覚えていることが多い。 昔、何処かで夢日記を小説にしていた作家がいて、最終的に狂ってしまったという話を読んだことがある。 イメージ的に夢野久作あたりを想像するが、誰だったかは思い出せない。 たまに夢と現実がリンクすることもあり「これ夢で見たよ」と夫に話すたびなぜそんなに憶えているのかとびっくりされるのであります。 現実は泡沫夢幻とはいかないようで、現実を

日々是好日

「日々是好日」 いろんな解釈はあれど「その日をありのままに生きる」が大雑把な意味合いかと。今まさに私が日々是好日。 毎日、少しずつ身辺整理をしていらないものを捨て、大切なものは保管する。いつか使うだろうと買ってあった雑貨の材料。もう作ることはないかもしれないと、思い切ってガンガン捨てている。何か作りたくなったら、またその時考えればいい。 手紙とかかつて書き綴っていた日記とか、そういうものはどうなんだろう。誰かが読んで懐かしく思うのか、それとも恥ずかしさを憶えるのか。 このn