うたかたの夢
泡沫夢幻。夢はまぼろし、泡と消える。
なかなか儚く切ない言葉だなと思う。
私は夢をカラーで見るタイプで、しかもしっかり覚えていることが多い。
昔、何処かで夢日記を小説にしていた作家がいて、最終的に狂ってしまったという話を読んだことがある。
イメージ的に夢野久作あたりを想像するが、誰だったかは思い出せない。
たまに夢と現実がリンクすることもあり「これ夢で見たよ」と夫に話すたびなぜそんなに憶えているのかとびっくりされるのであります。
現実は泡沫夢幻とはいかないようで、現実を目の当たりにするたび溜息の毎日。今までいろんなことを放置していたツケか、何かの罰か。
前回、病院へ通い始めたことを書いたのですが進展がありました。
今月入院と手術をすることになりました。
誰かの役に立つかも知れないので、記録も兼ねて次から書いていこうと思います。マガジン形式にして一気に読めるようにしたいのですが、個人的に話しづらい内容も含む予定なので、そういう時は世間的な影響なども考え一部有料公開にします。興味のある方だけ読んでいただければ。
最近かなり共感している漫画作品を読んでいます。
病気にまつわる境遇が似ていて5話は100万回頷くほど共感しました。
内容を読まれたらわかるのですが、私にも頼れる親きょうだいがいません。この漫画を読み始めたのは、まだ自分が病院へ通い始める前で「こんなことあるんだなぁ」と単なる一読者でしかありませんでした。
自分自身の検査結果がわかるにつれ、共感は深みを増していき今は入院準備など参考にするほど読んでいます(笑)
なかなかリアルな内容ですので、ぜひご一読を。
私も診察初回にサラッと「ガン告知は本人にしてもいい?」と訊かれ「大丈夫です」と言いつつとくに深く考えることもなく…という感じでした。
来週ガンにまつわる検査をするのですが、陰性でありますようにと祈るばかりです。
余談なのですが、今年のクリスマスプレゼントにとiPad Proを夫に買ってもらいました。このnoteもリビングのちゃぶ台で書いています。かなり作業効率は上がっています。
わざわざMacを立ち上げなくても仕事ができるように。
前向きに絵を描いていけるように。
夢をまぼろしで終わらせないように。