記録:3 入院は突然に
12月21日。本日午後より入院しました。
明日は朝から準備に入り11時より手術です。病院がとても新しいのでちょっとしたビジネスホテルみたい。
病院では感染予防にとにかく努めていて、廊下から病室エリアに入るまでに自動ドアがあるのですが、中からは開くのに外からは開きません。
半休を取って送ってくれた夫ともそこでお別れ。退院までは廊下のガラス越しにスマホで会話しつつ面会となるようです。(映画のワンシーンみたい)
明日も会えないようで、やっぱり寂しいなぁと思ってしまいますが、全ては予防のためです。
患者のために尽力してくださっている医療従事者の方々に心から感謝を。
ここからは続きです。
明日は手術のため、浮上できるのは3日後くらいになると思います。
1ヶ月後の診察にて
さて、前回「また次回」とあっさり終了してから1ヶ月。
再び婦人科を再診しました。
相変わらずゆっくり電子カルテに経過を入力しているので思わず「今回は内診ありと聞いてますが…」と口を挟むも、もくもくと入力。
それが終わった後すっとこちらを向き「じゃあ内診しようか」と一言。
内診中は画面も見せられずあっさり終了。内心「やっぱ大したことないのかな…」と思っていたとき、やっと先生が説明を始めました。
「MRI検査受けてもらおうかな」
「はい?」
「卵巣がね、すごく大きくなってるから調べたいかな」
かくして、そこまで詳細は語られないまま検査続行となったのでした。
MRI検査と検査結果
それからさらに2週間後。MRI検査を受け、さらにその1週間後に診察へ。
検査結果は驚くべきもので、卵巣肥大による粘液性嚢胞腺腫。
サイズが縦に20cm、横に16cm、厚さ10cmくらい。
ええ、ちょっとした胎児やんというのが最初の感想でした。
というかそれまでそこまで大きいという素振りすら見せなかった先生。確信が持てないままでは難しかったのだと思います(たぶん)。
そして急に担当の先生がイケオジな主任先生へバトンタッチ。
「入院して手術しますね。21日でもいい?」
「その前にいくつか検査して手術方法を決めましょう。早速術前検査に回ってもらえる?」
ええ…急にめっちゃ展開早いやん…!
本当にあれこれ判明してからは展開が恐ろしく早かったのでびっくりしました。
今回知ったのは大きな病院は思い立ったらすぐ検査!が意外とできないということ。
もちろん急を要する人は別です。そこまで焦らなくても良い場合は検査期間が長い印象を受けました。特に今はコロナ禍なこともありなかなか検査の折り合いをつけるのが難しいようです。
こんなタイミングで入院となってしまったことに、本当に深く落ち込みました。
とりあえず入院は決まった。
でも私のお腹の中はどうなっているの?
続く