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不安を打破して、いつもいい気分でいるには?

みんな、いい気分で毎日すごしたいですよね?
ネガティブな気持ちで居たいと思う人はいません。

今回は、いつもいい気分でいる方法を考えてみます。


■常にいい気分でいたい

ありとあらゆる商品やサービスや仕事はみんな、「いい気分」を生み出すためにあるといっても過言ではありません。

・エンタメ
・人に貢献
・お金を稼ぐ
・食事
・睡眠
・入浴
・ファッション
・メイク
・スポーツ・運動
・アクティビティ
・旅行・観光
・買い物
・病院に行く
・カウンセリング

どんなサービスも、活動も、心理療法も、「いい気分でいる時間を増やす」がゴールであるのは真実です。

そこで、みんな手っ取り早く気分を良くしたいと考えます。

遠回りを嫌います。

当然ながら、どうせならすぐに気分が良くなりたいですよね?

その方法も、できるだけ安価もしくは無料で、簡単なほうがいいですよね?

ということで、図式としては

今のナーバスな自分 → 【魔法の方法】 → 常にいい気分な自分

というものを求めます。

魔法の方法。

でも、うまくいかないんですよね。エンタメとかセルフケアも、一時的には「いい気分」を作ってくれるけど、永続的なものではありません。心理療法とかカウンセリングも、行かなくなっても永続的に効果を発揮するというものではありません。

■AくんとBくん

ところで、どっちの方が自然と気分がよくなると思いますか?

Aくん
・部屋が汚く物が多すぎる
・身体がだらしない
・見た目も貧相
・人と会う楽しみな予定が何もない

Bくん
・部屋が綺麗で、部屋にある物も厳選されている
・運動習慣によって適度な体力と筋力がある
・小綺麗な見た目・ファッション
・コミュニティに複数参加し、尊敬できる友人がそれぞれのコミュニティにいる

■Aくんが良くなるには

Aくんも、Bくんのようになりたいと思って、じゃあまず、ジョギングからはじめよう!と思ったとします。

でも、短期的にはしんどいです。足も痛くなります。回復のために最低1-2日必要です。
今持ってなければ、クツやウェアを買う必要もあります。
雨の時も走りたいと考えると、ジム契約の決意が必要かもしれません。
そうなるといろいろと苦痛、気分低下→やらないという決断に至ります。

部屋片づけ、断捨離をしようと思っても、
→面倒
→気分低下
→何もしない

見た目改善をしようと思っても、
→買い物をして、色々試行錯誤するのが面倒
→お金もかかる
→気分低下
→何もしない

コミュニティに参加しようと思っても、
→なじめるか不安
→気分低下
→行動しない

気分を上げたいと思っても、何をするにも短期的には気分が下がります。
気分に従っていると、何もできません。

でも、

先に気分を上げたり、先に自信をつけたり、先に対人恐怖を解決したり、先に強迫観念をなくしたりすればいいのでは?

と思いますよね。

「先に気分上げれば、全て解決じゃないの?」

そう思うのが自然です。

でも、気分を無理やり上げても、Aくんのように身体も部屋も外見も環境もダメダメだと、すぐに気分は下がります。

例えば対人恐怖を持っていて、対人恐怖を解決したいと考えている場合。

その恐怖心を先に解決するより、体力つける・見た目改善する・部屋を綺麗にする・今の自分でも無理せず参加できるコミュニティに参加していく方が、自然とその恐怖心を改善していけます。

■Aくんの最悪なシナリオ

それでも、気分が乗らないわけですよね。

そんなの分かってて、それでもできないから困ってるわけですよね。

気分を無視して、何かをやろうとしても余計気分が悪くなりそうだし、もっと取り返しのつかないことになりそうだと思うからやらないわけですよね?
でも、それって本当ですか?

一旦気分を無視してやってみたらどうなるか、最悪のシナリオを考えてみましょう。

ジョギングをする
→疲れて寝込む
→余計に落ち込む
→ジョギングもできない自分を証明してしまう
→もっとメンタルが悪化する
→絶望

食生活改善
→好きなものが食べれなくて感情的になる
→余計イライラが募る
→もっとメンタルが悪化する
→絶望

部屋片づけ
→ホコリを吸って体調悪くなる
→片付けが進まずにもっとウツになる
→結局もっとメンタルが悪化する
→絶望

肌質改善
→洗顔料・化粧水・乳液が肌にあわずに余計肌が荒れる
→余計メンタルも悪化する
→絶望

行けそうなコミュニティや自助会に参加する
→無視されたり見下されたりする
→あるいは自分より状態のいい人ばかりいて、みじめな気分になる
→行った意味がない
→絶望

という形で最悪のシナリオになる可能性ももちろんあります。でも、やってみたら現実的にはもうちょっと違う未来が見えてくると思います

■Aくんの現実的なシナリオ

一旦気分を無視してやってみたらどうなるでしょうか?

ジョギングはじめる
→だんだん慣れてくる
→体脂肪率も低下していく
→自信がついてくる

食生活改善
→だんだん慣れてくる
→体脂肪率も低下していく
→自信がついてくる

部屋片づけ
→面倒だけど少しだけやる
→ある部分だけ片付く
→気分良くなる
→他にもやろうかと考える
→さらに片付く

肌質改善
→面倒だけど風呂上りだけスキンケアする
→習慣化
→朝もスキンケアやろうかな
→習慣化
→他にも美容に取り組むやる気が出てくる

自助会に参加
→体力・見た目が整ってくると、行く気になってきた
→参加してみる
→意外と楽しめた
→2回目も行ってみようかな

まあ、ここまでうまくいかなくても、打率3割~5割ぐらいでうまくいけば、あとはうまくいったことを継続すればいいだけなので、そんなに大変ではないのではないでしょうか?

■結論:自然にいい気分が生まれる環境づくりをする

「気分の一時的な低下が絶対に嫌!」と考えると、何もできません。

気分が一時的に落ちることを犠牲にできれば、色々とできます。

本当に強い不安や恐怖にとらわれているとか、強迫観念があってとても何かをはじめることなんて考えられない場合は、それはメンタル面のケアを並行して進める必要があります。

でも、メンタル面だけケアしても人生が実際に充実している状態は作れないわけです。そのためには、運動・見た目・人間関係へのアプローチが大事です。

どうしても、何かのために動き始めるときは不安や我慢が必要なので、常にいい気分でいるなんて無理というのも真実ですが、今回お伝えした方法をやっていくと、いい気分でいる時間を確実に増やしていくことは可能です。

信じるか信じないかはあなた次第です。

今日お伝えしたいことは以上です。それではまた!

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