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人前であがってOK

人前で喋るって、緊張しますよね。

大勢の人の前では当然そうだと思います。

1対1でも緊張することがある時もありますよね。相手がだいぶえらい人だったり、「うまく喋らなければ」と思っていると緊張してきます。

私も、不安障害が治ったとはいえ、じゃあめっちゃ得意になったのかというと、そういうわけではないです。

一般人が急に流暢に、芸人とかアナウンサーばりに喋れるようになるには、鍛錬が必要なのは当たり前ですよね。

とはいえ、ある程度準備ができていれば、笑顔でリラックスして、しっかり相手に向き合って本心で対応すれば、いい空気作れて、その場が成立することを知ってます。

なので、特段不安を感じることもないし、平気になりました。

私もかつてはあがってしまって焦りが表に出る人でしたし、何喋っていいか分からなくなる人でした。

思い出すだけで恥ずかしくなるような、上手く喋れなかった経験は沢山してきました。

でも、人は変われます。大丈夫です。

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ということで、今回は、複数人の前で喋る時を前提にします。
(1対1はまた別の機会に)

複数人の前で喋る時に、あがってOK! あがっていても、問題なく目的を達成する方法をお伝えします。


■緊張はパフォーマンスを上げる

本番は、練習と違って大量のドーパミンが出ます。

それによって、一流のアスリートは練習以上のパフォーマンスが出せると言います。

同様に、舞台に立つ人、人前に出る人も、みな緊張をしています。

でも、そういう人達は、緊張を味方につけているんですね。

緊張しないとパフォーマンスが出ないと考えてください。

緊張するから、その場の集中力がぐっと上がり、時に神がかったパフォーマンスが出せるんです。

■あがりが気になる人は、まだ自分の中に〇〇がない

「あがりが気になる人は、まだ自分の中に〇〇がない人」です。
〇〇とは、ざっと上げただけで3つあります。

【人に伝えるべきこと】

あがりが気になる人は、まだ自分の中に「人に伝えるべきこと」がない人です。

聞いている人の利益になることを語るのであれば、主体は聴衆になります。聞いている人がいかに理解してくれているか、聞いている人にそれを届けられているか、が大事です。そうすると、自分があがってるかどうかなんて小さな話です。

そうすると、注目すべき矢印の方向は自分ではなく、外側に向きます。

【感謝】

あがりが気になる人は、まだ自分の中に「感謝」がない人です。

その場は、誰かのおかげで成り立っています。お膳立てがあるでしょうし、聞いてくれる人もいます。機材や環境も、それは当たり前のように存在しているわけではありません。

そうすると、注目すべき矢印の方向は自分ではなく、外側に向きます。

【十分に用意したという自信】

あがりが気になる人は、まだ自分の中に「十分に用意したという自信」がない人です。

スティーブ・ジョブズでさえプレゼンは最低10回練習していたそうです。それにならって、だまされたと思って10回練習してみましょう。相当うまくなります。

十分練習したのであれば、あとはやるだけです。あとはそれがどう伝わり、どういう反応があるかを気にすればいいだけです。

そうすると、注目すべき矢印の方向は自分ではなく、外側に向きます。

■自分に注目しすぎるとあがりが気になる

自分以外に、他に注目すべきことが色々あるわけですね。

  • 伝えたいこと

  • 聞いている人のためになること

  • 感謝

メンタル疾患になる方は、自己注目しすぎな傾向があると言われています。

よって、それを適切に外していく、注意対象を分散していくことが効果的です。

■急に振られた時にうまくやる方法は、場数しかない

とはいえ、準備なしに話を振られることもあると思います。そういう時にどうするかというと、実はそれも結局、トータルで準備や練習が大事ということになります。

つまり、あるプレゼンをするとします。
書いてあることを全部読み上げるスタイルだと難しいですが、スライドには1つの単語しか書いていないようなスタイルでプレゼンをするのであれば、ある程度内容を覚えて、話をすることになります。

そういうスタイルを10本もやれば、パッと話を振られたときに、なにがしかの話を脳内から引き出してきて、話ができるようになると思いませんか?

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世界的なヨーヨーパフォーマーのNaotoさんという方がおられます。

彼は、元々「人見知り」「喋りが苦手」だったそうです。

キャリアは大道芸人からスタートしたそうですが、路上でパフォーマンスをするんですが、当時は10回に1回手応えがあるかないかぐらいの成功率。

でも、人の集まる大きな公園で、毎日5回、8回、10回パフォーマンスをするなど、とにかく数をこなしまくったそうなんですね。

すると、手ごたえがえられるパフォーマンスが5回に1回になり、3回に1回になり、毎回お客さんを沢山あつめられる、お客さんをいじりまくる、そしてそれだけで食べていける大道芸人になれたそうなんです。

それが場数の力です。

ただ、そういう話を聞いても自分に置き換えた練習ができないですよね。
なので、一人でもできる練習法をお伝えしておきます。

2分間スピーチという方法です。

これは、インスタで発信しているゆうまさんが紹介しているんですが、あるテーマを決め、「10分間で真剣に調べて+まとめる」→「2分間きっちりタイマーをかけて喋る」というワークを「毎日行う」、というものです。

実際のやりかたは上記のVoicyを聞いて頂きたいんですが、「実際に2分にまとめて喋る」「毎日コツコツやる」が大事です。

これやってれば誰でも上手になります。

■まとめ

複数人の前で喋る時に、あがりを気にせず喋れるようになる方法は

  • あがってOK、それがパフォーマンスを上げる

  • 自己注目は少しだけにして、目の前の人、その場への感謝、伝えたいことを伝えることに集中

  • 練習を積み、場数を踏む

ということでした。
特に「練習」ですね。ちょっとしたスキマ時間で、紹介したワークはできてしまえるので、やってみるといいのではないでしょうか?

自分も、「2分間スピーチ」をルーチンワークに入れて毎日やるようにしていますし、いつもオンラインでの作業会を一緒にやっているモノフクロウ氏(https://twitter.com/merblocom)とも今度やってみようと言っているところです。

あとは、自分はスタンドエフエム(https://stand.fm/channels/649bc3f6b352effb9d44edf3)でも音声発信していて、価値提供しつつ、音声発信の技術向上も両立しています。これも場数の一つです。

今日はそんなところです。それではまた!

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