「第2回創作ブートキャンプ」に参加してみて
登壇された先生方の飾り気ない、直截的な意見交換を間近で拝聴することができ、とても勉強になるイベントだった。創作の指南書にあたれば、本日の講演に似た内容の教示や助言を見つけることは容易いかもしれないが、クリエイターの生の声を、会話の前後のコンテクストを含めて聴けることは、まるで異なった重みを持ってくる。指南書はそれ自体が創作物出版物であり、売り物としての指向性を持つ。しかし会話は(もちろん各先生方の思惑や腹の内があるとはいえ)、その場にいることで自ら発言者の意図を判断すること