『マンガでわかる!仮説思考』
突然ですが、「仕事が3倍速くなる方法」をお伝えします!ババーン!
「当たり前じゃないか」って思われました?成果は、量が3/3のときと同じですよ?
「成果は変わらず、時間は1/3」そんな魔法のようなことを実現する方法が「仮説思考」です。
一緒に学びましょう!💪
マンガ版『仮説思考』とは
マンガ版じゃない『仮説思考』は、先に読んでnoteにアウトプット済みです。自分のアウトプットとマンガ版を比較してみたかったのです。
結果的には、「マンガでしか表現できないストーリーと迫力のアウトプット」に感心しました。
マンガ版のストーリーは、コツコツ型の典型的日本人の穂乃果が、仮説思考で成長する物語として描かれています。大変わかりやすいです。
ちなみに、全編マンガではなくて、補足の解説が全体の1/3程度あります。
『仮説思考』おさらい
仮説とは、以下です。
まだ証明されていないが、もっとも答えに近いと思われる答え
日本人は、とにかく情報を集めよう集めようとします。私もそうでした。これを網羅思考と言います。
だけど、たくさんの情報は選択肢を広げすぎてしまいますし、なりより時間がいくらあっても足りないのです。
一方、「よい意識決定」をするには、選択肢を狭める必要があります。これを実現するのが仮説思考です。
マンガ版のここがシビレた!
私のアウトプットでは、仮設と検証をサイクルで表現しました。
マンガ版では、サイクルではなく階段で表現されています。
また、こんなセリフが描かれています。
「一歩目でつまづくな!」
「間違っていても一向に構わない!」
サイクルだと「つまづく」という表現はおかしいですね。なるほどぉ~と思いながら読めました。
なぜ間違っていてもよいのか?それは「選択肢の一つが消えるのだから前進している」と考えることができるからです。とっても前向きですね!
実はマンガ版には…
『仮説思考』の続編の『論点思考』の内容も含まれるのです。
お得ですね!と言いたいところですが、「『論点思考』も学びたいなぁ」と、むしろ「商売上手だなぁ」と感じました😊
「論点」とは「解くべき問題」のことです。
この「論点思考」も、とっても大事なのです。
なぜなら、問題を解決するためには、「そもそも何が問題なのか?」が非常に重要だからです。問題自体が間違っていたら解決の意味がないですよね。
問題発見は、よく日本人が苦手だと言われることですね。
論点の検証では3つのポイントを確認します。
①解決できる問題か?
②解決案が実行可能か?
③解決したら効果があるか?
論点のツリー(イシューツリー)
以前のアウトプットではWhy So?(それはなぜ?)とSo What?(だから何?)を使った仮説思考のトレーニングを紹介しました。
この、Why So?(それはなぜ?)とSo What?(だから何?)はイシューツリーでも使えます。
Why So?(それはなぜ?)は大きな論点へさかのぼり、So What?(だから何?)は小さな論点へ掘り下げます。
虫食いでOKなのは、全部埋めようとする行為は網羅思考だからですね。
マンガの中でも、ある中論点に固執して問題解決しようとしてハマります。本人たちは「それが解決すべき唯一の問題だ」と疑わないからです。
そう、大事なのは、
論点を疑え!
ということです。
まとめ
『仮説思考』読了→アウトプット→マンガ版(本書)を読むという本の読み方をやってみました。読み方の実験です😊
マンガならではのストーリー展開と絵の表現に圧倒されました。マンガも一つのアウトプットの形だなぁと感じました。
そして、『論点思考』も学びたい!という気づきが得られました。
本書は、ビジネスパーソンに大切な『仮説思考』+『論点思考』をさくっと学びたい人におすすめです。
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2021/09/28-2021/10/04
初版発行 2018/11/29
<関連する記事>
この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?